• "開発事業費新大工"(/)
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  1. 長崎市議会 2016-03-04
    2016-03-04 長崎市:平成28年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時59分= 向山宗子委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  なお、吉原委員から少々おくれる旨の連絡があっておりますので、ご了承をお願いいたします。  それでは、昨日に引き続き、第13号議案「平成28年度長崎市一般会計予算」の審査を行います。  まず、第8款土木費第5項都市計画費のうち、都市計画部及び建築部所管部分の審査に入ります。  なお、審査の冒頭にお諮りいたしましたとおり、説明が多岐にわたりますことから、目ごとに説明を受け、質疑を行いますので、ご了承をお願いいたします。  それでは、第1目都市計画総務費について理事者の説明を求めます。 2 吉田都市計画部長 第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち、都市計画部所管のものにつきましてご説明をいたします。  予算説明書は258ページから261ページでございます。A3判の資料、予算一覧は48行目でございます。  予算説明書の258ページの第1目都市計画総務費でございますが、予算額17億5,959万8,000円のうち、都市計画部所管のものは259ページの説明欄の2.交際費、次に、3.都市計画推進費のうち、4.まちなか再生推進費、8.(仮称)大村湾横断浮橋架橋検討調査費、10.長崎文化再生事業費補助金を除く7事業、4.都市交通対策費のうち、3.路線バス運行対策費から6.コミュニティバス運行費まで及び261ページに移りまして、8.バス待合所維持管理費の5事業、次に、5.新幹線事業推進費、6.連続立体交差事業推進費、7.景観対策費、9.事務費、10.【補助】都市計画推進事業費、11.【単独】都市計画推進事業費、12.【単独】新幹線整備推進事業費、13.【単独】バス待合所整備事業費の合計6億4,240万1,000円で、前年度の当初予算額に対しまして1億5,178万4,000円の増となっております。  なお、詳細につきましては、都市計画部提出の委員会資料に基づき、それぞれ所管課長よりご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 3 中村都市計画課長 それでは、都市計画部提出委員会資料の20ページをお開きください。  都市計画マスタープラン改訂費、予算額2,390万円でございます。  1の概要でございますが、都市計画マスタープランは都市計画法に基づく都市計画に関する基本的な方針であり、計画達成の目標年次を迎えることから、平成28年度に改訂を行うものです。  また、都市計画マスタープランが目指す「コンパクト+ネットワーク」の具体的な都市づくりを進めるため、居住機能や福祉・医療・商業、公共交通などの都市機能を誘導するための計画である立地適正化計画の策定を行おうとするものでございます。  2の事業内容でございますが、全体計画は総事業費5,529万9,000円、事業期間は平成26年度から平成28年度までの3カ年でございます。平成28年度は都市計画マスタープランの印刷製本費や立地適正化計画の策定委託料などとして2,390万円を計上しております。  3の財源内訳は記載のとおりでございます。  続きまして、21ページをごらんください。
     参考といたしまして、立地適正化計画の内容についてご説明いたします。  1.立地適正化計画と都市計画マスタープランの関係でございますが、立地適正化計画は都市計画マスタープランの一部とみなされることから、連携、調和を図っていく必要がございます。  2.立地適正化計画についてでございます。  計画に定める内容といたしましては、図-1に記載のとおり、計画区域や基本的な方針、その他必要な事項を定めるものでございます。  また、下段の図-2の立地適正化計画の区域などのイメージに記載のとおり、立地適正化計画を定めることができる区域は緑色で着色している都市計画区域と同じ範囲でございます。都市計画区域の内側にある青色の点線部分は市街化区域を示しており、今回、本計画で定めようとする居住誘導区域が青色で着色している部分、都市機能誘導区域が赤色で着色している部分でございます。  居住誘導区域は公共交通や生活利便性が高い場所、災害の危険性が低い場所などに設けることで、緩やかに居住を誘導し、人口密度の維持を図ります。  また、都市機能誘導区域は都市機能が一定程度充実し、公共交通によるアクセスの利便性が高い区域などに設けます。  22ページをお開きください。  3.長崎市の都市計画区域でございます。  濃いピンク色で着色している長崎都市計画区域のうち、諫早市、時津町及び長与町を除く旧長崎市と旧香焼町を対象区域とし、青色でハッチングした市街化区域内に居住機能や都市機能を誘導する区域の設定を考えております。  次ページには、都市計画マスタープラン改訂及び立地適正化計画策定フロー(案)について掲載しておりますので、後ほどご参照ください。  続きまして、委員会資料24ページをごらんください。  路線バス運行対策費、予算額1,646万1,000円でございます。  1の概要ですが、式見地区及び香焼地区のバス空白地域や交通が不便な地域において路線バスを運行し、住民の利便性向上を図るものでございます。  2の事業内容ですが、運行費補助金として1,646万1,000円となっております。  3の財源内訳は記載のとおりでございます。  25ページには路線別の運行概要、26ページと27ページには路線図を記載しておりますので、後ほどご参照ください。  続きまして、28ページをごらんください。  離島航路維持対策費、予算額9,084万2,000円でございます。  1の概要ですが、地域住民の生活の足の確保や離島地域の振興を図るため、航路の確保維持のための支援を行うものでございます。  2の事業内容ですが、(1)の長崎-伊王島-高島航路の事業内容のうち、1)に航路概要、2)に補助制度を記載しております。3)は補助の内容及び負担割合です。運航事業者に対して1年間の欠損額、収支の赤字分を補助するものでございます。  続きまして、29ページをごらんください。  4)として予算内訳を記載いたしております。  アの補助対象経費ですが、表の一番下の補助金の合計は平成28年度予算が2億3,100万円で、平成27年度予算と比べて1,460万円の減を見込んでおりますが、これは主に燃料費などの運航費用の減によるものです。  次に、イの補助金内訳ですが、網かけ部分が市補助金です。  ウは事業費内訳ですが、補助金と旅費の合計7,464万2,000円を計上しております。  5)として利用状況を記載しております。  30ページをごらんください。  (2)の池島-神浦航路についてご説明いたします。  1)は航路概要、2)は補助制度で、市の単独補助となっております。3)の補助の内容でございますが、離島航路維持対策として維持しているもので、通勤、通学、通院などに利用されております。内容といたしましては、運航事業者に対しまして1年間の欠損額を補助するものでございます。4)の予算内訳ですが、補助金として1,620万円を計上しております。5)の利用状況ですが、平成26年度実績で年間6,981人の旅客数でございます。  3の財源内訳は記載のとおりでございます。  31ページには離島航路の航路図を示しております。  続きまして、32ページをお願いいたします。  公共交通空白地域対策費、予算額1,195万3,000円でございます。  1の概要ですが、バス空白地域に居住する地域住民の利便性の向上などのため、市内5地区において乗り合いタクシーを運行するものでございます。  2の事業内容ですが、事務費としてチラシ印刷や乗降場の標柱修繕などに25万円、運行費補助金として1,170万3,000円を計上しております。  3の財源内訳は記載のとおりでございます。  33ページをごらんください。  5地区の運行概要を記載しております。  表の左側部分は路線の運行概要、右側には利用実績と平成27年度、平成28年度の予算額を記載しております。  平成28年度の補助金の合計は、右から2列目の一番下の欄に記載のとおり1,170万3,000円、補助率は20%となっております。  34ページから36ページにかけて、地区ごとの利用実績のグラフと表を記載しております。  また、37ページから41ページにかけて、各地区のルート図を記載しておりますので、後ほどご参照ください。  続きまして、42ページをごらんください。  コミュニティバス運行費、予算額8,000万6,000円でございます。  1の概要ですが、長崎地域市町村建設計画に基づき、合併した各地区におけるバス空白地域や交通が不便な地域における住民の利便性向上のため、離島バス路線と地域コミュニティバス及びデマンド交通を運行するものでございます。  2の事業内容でございますが、運行費補助金として7,947万3,000円、事務費に41万3,000円、会議運営費に12万円となっております。  3の財源内訳は記載のとおりでございます。  43ページには路線別の運行概要を記載しております。  44ページから52ページにかけまして、各路線の路線図を記載しておりますので、後ほどご参照ください。  続きまして、恐れ入りますけれども、67ページをお開きください。  【単独】バス待合所整備事業費、野母崎地区、予算額730万円でございます。  1の概要ですが、平成26年4月に野母崎地区の小学校4校を統合し、中学校1校と合わせた野母崎小中一貫、青潮学園へと集約したことにより、全児童の約6割に当たる148人がバスで通学をしている状況であり、児童生徒の安全を確保するため、バス待合所を2カ所設置するものでございます。  2の事業内容でございますが、野母崎行政センターバス待合所分筆登記業務委託料として65万円、工事請負費として665万円、内訳といたしましては、1)野母崎行政センターバス待合所設置工事に495万円、既存バス待合所の解体工事に50万円、また、2)野々串港口バス待合所設置工事費といたしまして120万円を計上いたしております。  3の財源内訳は記載のとおりでございます。  続きまして、68ページから70ページに野母崎行政センター前バス待合所、野々串港口バス待合所の位置図を添付しております。  私からの説明は以上でございます。 4 谷口長崎駅周辺整備室長 それでは、資料の53ページをお開きください。  引き続き、私からは第1目都市計画総務費のうち、長崎駅周辺整備室所管分につきましてご説明いたします。  まず、浦上駅バリアフリー対策費負担金としまして、当初予算額430万円を計上させていただいております。  1.概要でございますが、長崎県の事業として取り組んでおりますJR長崎本線連続立体交差事業の施行に伴いまして、浦上駅において、長崎駅方面行きの下り線ホームが車椅子で行き来できなくなったことから、緊急的な措置としまして、車椅子で浦上駅を利用できる環境を整えようとするものでございます。  次に、2.事業内容でございますが、その前に、浦上駅の現状等につきましてご説明させていただきたいと思います。  申しわけございませんが、54ページをお開きください。  浦上駅周辺の平面図でございます。薄いピンク色の部分が最終的な高架構造物の区域で、茶色の部分が2階レベルにできますホームとなります。オレンジ色の部分が仮の駅舎、青色の部分が仮設のホームで、その両側の青色の実線が仮の線路となります。  オレンジ色の仮駅舎と青色の仮ホームを連絡する仮跨線橋を赤色で表示しております。  55ページをごらんください。  連続立体交差事業の浦上駅におきます施行工程のイメージ図でございます。  まず、1)の連続立体交差事業の着手前は、断面図のように、下り線のホームには平面レベルで行き来することができておりました。次に、2)の工程ですが、連続立体交差事業に着手しますと、まず、駅舎を国道側へ移設し、そこに生まれた空間に仮ホームや仮の下り線、仮跨線橋を建設することになり、昨年5月からは、断面図のように、既存の下り線へ行くには階段を利用しなければならなくなっております。その後、順次、仮線路への切りかえを行いまして、昨年12月には一番下の4)の工程のように、上下線とも仮線路への切りかえが完了しており、今後、高架構造物の建設に着手をしていくということになります。  申しわけございませんが、再度53ページにお戻りください。  2.事業内容につきましてご説明いたします。  (1)ソフト対策の内容でございますが、長崎県が事業主体となりまして、業務委託により、浦上駅を利用する車椅子利用者の階段昇降時における人的な介助を行うものでございます。委託先としましては、ヘルパー2級の資格を有する者が常駐する事業所を予定しておりまして、業務期間としましては平成28年3月上旬から平成29年1月中旬ごろまでを予定しております。  次に、(2)負担金でございますが、平成28年4月から平成29年1月中旬までの9.5カ月分の業務委託費としまして、出動1回当たりの単価を4,500円とし、1日に6回出動する。このうち月の半分は電動車椅子が1回利用するとし、介助員が増加するため、単価に1,500円を加算するとした条件のもとで試算をした額の2分の1を長崎県への負担金として計上いたしております。  なお、平成28年3月分の負担金につきましては、昨年11月議会におきまして補正予算を計上し、予算措置をいたしております。  次に、3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  資料が飛びますが、56ページをお開きください。  上段が浦上駅の施行前と施行中の写真で、下段が介助イメージの写真でございます。  資料が飛びますが、59ページをお開きください。  次に、【単独】新幹線整備推進事業費九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金につきましてご説明いたします。  当初予算額としまして3億2,040万円を計上させていただいております。  1.概要でございますが、この負担金につきましては大きく2種類ありまして、1つ目が(1)認可計画に基づく負担金で、全国新幹線鉄道整備法の規定に基づき、長崎県の負担金の一部を長崎市が負担するものでございます。  なお、中ほどにこの負担の根拠となります全国新幹線鉄道整備法の内容を記載しておりますので、ご参照ください。  もう1つが(2)増工費の負担金で、これは新幹線駅舎上家のデザインに係る基本的な方向性を、鉄道・運輸機構が施工します長崎駅部の高架橋の下部工事に反映させるに当たりまして生じることになります追加費用、いわゆるグレードアップに係る費用を県とともに負担するもので、平成28年度から新たに予算措置しようとするものでございます。  次に、2.事業内容についてご説明いたします。  まず、(1)認可計画に基づく負担金でございますが、負担区間が1.361キロメートル、負担率がこの負担区間における長崎県負担額の20%となり、この負担区間内におきまして、平成28年度は用地補償や長崎駅高架橋工事、八千代町、宝町の橋梁製作などが予定されております。  60ページをお開きください。  次に、(2)増工費の負担金でございますが、長崎駅部の高架橋下部の増工分、具体的には鉄筋量の増加分に対しまして、長崎県と1対1の割合で負担するものでございます。  その下の3.財源内訳と4.長崎市負担金の実績につきましては表に記載のとおりでございます。  61ページをごらんください。  1つ目の認可計画に基づく負担金の負担区間の位置図でございます。  62ページをお開きください。  2つ目の増工費の負担金の予算計上に至る経緯としまして、新幹線駅舎上家デザインに係る基本的な方向性につきましてご説明いたします。  在来線の駅舎も含めました長崎駅舎につきましては、平成26年度から県と共同で長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議におきまして検討を進めておりますが、記載のとおり、(1)屋根の形式は大屋根形式とする、(2)屋根を支える柱の本数は通常4本のところを2本とする、(3)屋根の材質は主たる材質に膜を用いる、(4)駅南端の視点場としての活用をするため、そこへの通路を整備する、以上4つの方向性が示され、現在さらに検討を進めております。  これまで鉄道・運輸機構、長崎県、長崎市の協議におきまして、標準の施工内容を超える範囲は新幹線事業では対応できないとの考えが鉄道・運輸機構から示されており、今回の駅舎上家のデザインに係る増工に要する費用は、いわゆる標準の施工内容を超えるということで、県と市が1対1の割合で負担することとしております。  63ページをごらんください。  増工費の負担箇所でございます。  一番下段の断面図を見ていただきたいと思います。先ほどご説明しました新幹線駅舎上家のデザインに係る基本的な方向性を実現するためには、その土台となります高架橋の下部の増工が必要となってまいります。  赤色で示した高架橋の下部が増工費の対象ということで、具体的には縦方向の柱部分、それと、横方向のはり部分の鉄筋量の増加分に対し負担するもので、平成28年度はR1とR2の一部が対象となります。  64ページをお開きください。  64ページ、65ページにかけまして、九州新幹線西九州ルートの概要を記載しております。  66ページをお開きください。
     長崎市内の航空写真に新幹線のおおよそのルートを表示した図面でございます。後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 5 向井まちづくり推進室長 私からは、第1目都市計画総務費のうち、まちづくり推進室所管分について説明をさせていただきます。  委員会提出資料の57ページをお開きください。  【単独】都市計画推進事業費深堀地区広場整備、予算額4,300万円でございます。  1の概要でございますが、これは陣屋敷の跡や石塀など武家屋敷の雰囲気を残す深堀地区におきまして、支所の近隣で取得しました県警アパートの跡地約850平方メートル及び深堀神社横の用地450平方メートル、合計で1,300平方メートルについて、地域の利便性の向上と活性化を目的とした整備を行おうとするものです。  広場兼駐車場という形で整備をいたしますが、用途といたしましては、支所、公民館の駐車場機能を基本としつつ、一部で緑化を行うなど地域の広場としても活用できる整備を行いたいと考えております。  2の事業内容でございます。広場舗装、深堀地区の特徴であります石塀の再現、植栽等の整備として4,300万円を計上いたしております。  次に、資料58ページをお開きください。  財源内訳につきましては記載のとおりでございます。下のほうに位置図をつけておりますが、深堀支所を挟むような形で、図面で言いますと、上側と下側に赤色の囲みが2カ所ございます。これが今回の整備範囲となります。  なお、この地区につきましては、景観形成重点地区であることから、前のページの(2)これまでの経緯ということで記載をいたしておりますが、これまで地域住民の方とのワークショップなどを重ねながら進めてきております。  私からの説明は以上でございます。 6 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 7 梅原和喜委員 まず、28ページ、これは要望にしておきますが、離島航路維持対策費ということで、今回も長崎-伊王島-高島航路が存続して、予算もとっておりますので、島の皆さんの利便性、また、前日、塩町団地が新しく1棟建ちますよということもありましたので、伊王島地区は車で行くと40分、船で行くと30分以内には長崎市内に通勤できる箇所なので、伊王島は橋がかかってまだ人口がふえるっていう希望はないので、アパートは建つ、陸路も航路もあるっていうことで、伊王島の魅力アップにもつながると思いますので、この事業をぜひ存続していただきたいと思います。  それから、42ページ、コミュニティバス運行費のことでちょっとお尋ねをしますが、コミュニティバスがバスの空白地域の市民の皆さん、地域の皆さん、利便性の向上のために運行されていると思うんですが、1つ聞きたいんですけどね、香焼三和線路線図の中で、いわゆる晴海台から大籠、それから、深堀を通って香焼方面へ行くんですけれども、大籠から深堀の間にバス停が1カ所もないんですけれども、これは地域の皆さんから深堀町6丁目あたりにバス停を1カ所設けることはできないんでしょうかっていう問い合わせがあっているのは事実だと思うんですけれども、道幅が狭いとか、そういった理由で設置されていないっていうのが市の答弁ということでしたけれども、水産振興課が所管している漁協の空き地がありますので、幾らか知恵を出して、少しお金をかけると、バス停の1カ所ぐらいは設置できるかなと思います。特に高齢化が進んでいる地域でございますので、そうですね、私の足で大体8分から10分かかるんですね、普通のバス停まで。ということは、つえをついて、病院とかスーパーとか行くお年寄りが、もう風の日、雨の日、特に冬は風が強いので、そのあたりの背中とか、皆さんの歩いている姿を見ると、何とか1カ所ぐらいバス停が設置できないものかなっていうことがあります。その点について、ちょっとお伺いしたいと思います。 8 中村都市計画課長 48ページの地図で見ますと、なごみ荘と深堀の間で一旦迂回するような形で行く経路になるかと思います。需要を踏まえた上で現場を調査させていただきたいと思います。  以上です。 9 梅原和喜委員 毎年、自治会の総会等々で、この深堀町6丁目にコミュニティバスのバス停をつくってくださいという大きな要望がありますので、ぜひ耳を傾けていただきたいと思います。  それから、57ページの深堀地区広場整備、4,300万円の予算が上がっているんですが、ちょっと理事者に聞きたいんですが、58ページの深堀県警アパート跡地のところ、今、空き地になっているんですけれども、上の写真の武家屋敷通りの石塀と、この跡地のところ、昔、石塀があったんですよね。そのあたり、地域の方からも、この両側に石塀があるっていうことで、深堀の城下町の入り口っていうことで、ものすごく城下町にふさわしい景観だったんですけれども、現在、民間の不動産が購入をいたしまして新しい家が建っているんですけれども、そのあたり、地域のほうから両側の石塀をぜひ残してくれないだろうかという要望があったんですが、この石塀が壊されたといういきさつについて、ちょっとお尋ねしたいと思います。 10 向井まちづくり推進室長 石塀については、深堀地区景観のガイドラインというのをつくっておりまして、景観を保全していこうという方針の中で、できれば保存していただきたいという考えを行政としては持っておりますが、民間の動向の中でどうしてもやむを得ないというところで、撤去、解体されるということがございます。  今回の広場整備の中でも石塀の再現というのを一つ要素として盛り込んでおるんですが、解体された石塀の石材等々を保管しておりまして、そういったものを今回の広場整備の中で新たにつくると。そういった中で、通りの雰囲気をできるだけ保っていくというような取り組みも今回の広場整備の中であわせて行いたいと考えております。 11 梅原和喜委員 はい、わかりました。この壊された石塀はもう江戸時代からあった石塀だったんで、地域の方からも残念ですという声が上がっていますので、そのあたりぜひお酌み取りいただきたいと思います。  それから、ここは景観条例ということで、ちょっと路面のですね、ここは幼稚園、それから小学校の子どもたちのスクールゾーンになっているんですね。深堀地区では、毎月第2金曜日に子どもを守るネットワークパトロールっていうやつを実施しておりまして、その中でちょっと保護者の方から相談があったんですが、白線とか、いわゆるストップマークとか、とまれとか、そういった路面に白線を引いたりするっていうのは路面標示にはふさわしくないから、白線なんか引けないんですよっていうことで私は答えたんですけれども、その解釈でよかったんでしょうか。保護者の方から、あそこは石塀のところが路面が普通の路面と違うんですよ。少し情緒のある路面にしておりまして、車が通行するときに安全性も含めて白線があったらいいのにねっていう声が上がっているんですけれども、それは路面標示が都市景観にマッチしている路面だから白線は引けないということで理解してよろしいでしょうか。 12 向井まちづくり推進室長 すみません、ちょっと今、私、白線を設置する、しないというところの経緯をよく把握していないんで申しわけございませんが、ただ、安全というところで考えますと、景観も大事ですけれども、やっぱり安全ときちんと両立させていくということは必要だと思いますので、もし、地域のご要望があるようであれば、その辺はちょっと協議をさせていただきたいと思います。 13 梅原和喜委員 パトロール結果につきましては、事務局の深堀小学校を経由して各所管のほうに改善していただくようになっておりますので、地元のお母さんたちの声がありましたら書面で上げたいと思います。  それから、これは要望ですけれども、この深堀地区の整備につきましては、先ほど室長から話があったように、いろんなワークショップで地域の皆さんが知恵を出し合って、こういうことでということで、いろんな話が出ていると思います。小さなことも含めて、今からいろんなことを話しながら、長崎市と、それから地域の皆さんと一体となって広場の整備を、使いやすく、そして、友好ある広場となるように、ぜひ実現していただきたいと思いますので、地域の声をしっかり聞いていただきたいと思います。よろしくお願いします。 14 吉原日出雄委員 多岐にわたっておりますので、1点だけ。  浦上駅ですけど、先ほどヘルパーを平成29年1月までは常駐させるっていう説明がありました。時間的には何時から何時までの常駐なのか。  それと、浦上駅は最終的には高架は高くなるんでしょう。立体高架については2年後、平成29年末完成での認識でよかったんですかね。この時点には浦上駅も上り下り、高くなるんですよね、その確認を。 15 谷口長崎駅周辺整備室長 浦上駅のバリアフリーに関するご質問でございますが、まず、業務委託として発注するんですけれども、浦上駅に常駐ということではございませんで、受託した会社の事務所にサービスを受ける方がご連絡をして、そこで何時何分の便に乗りますとか、状況確認して、そこから浦上駅に出向くという方法でございます。  2点目の連続立体交差事業の完成予定時期でございますが、今の予定では平成30年度末、ですから、平成31年3月末に一応、今の予定では高架に切りかわる予定でございます。当然、高架に切りかわりますと、ホームが2階で改札口が1階という構造になりますので、2階のホームからは当然階段、エスカレーター、エレベーターが整備をされるという計画になってございます。  以上でございます。 16 吉原日出雄委員 そのヘルパーさんの依頼については、要するにそういう周知はどのようにしてされるんですか。 17 谷口長崎駅周辺整備室長 これはサービスを受けるという方が限定的な部分もございますので、当然、周辺のそういった福祉関係の施設であったりとか、障害者団体とか、そういったところを通じまして広報といいますか、周知のほうを図っていくということで考えております。  以上でございます。 18 吉原日出雄委員 それでは、一般のフリーの方は受けられないという認識でいいんですか。事前に予約をしないと受けられないという認識ですよね。身障者の方がたまたま、いきなりフリーで行かれた場合。 19 谷口長崎駅周辺整備室長 このサービスはあくまでも車椅子利用者限定ということでまずはスタートしようということで考えておりますので、車椅子の利用者の方が浦上駅でおりる、あるいは浦上駅から乗るというときに、そういった介助を支援しようという業務ということでございます。  以上です。 20 武次良治委員 57ページの深堀地区の広場整備に関してなんですが、事業内容として、広場舗装、石塀の再現、植栽等ということになっておるんですが、これ長年というか、平成23年からずっと積み上げてきた成果がやっと出てくるのかなということで喜んでいる者の一人なんですけれども、もう昨年度、実施設計業務まで終わっとるわけですよね。そうしたときに、そういったレイアウト的な概略図といいましょうか、それぐらい資料として出せないもんでしょうか。これだけではどういうふうになるのか全然わからないんですよ。私もここの用地の取得の段階から少しかかわっとったもんですから、非常にその結果として、どういうふうになっていくのかなという大きな関心を持って今までじっとして待ってたんですが、これだけではちょっとうかがい知ることができないなというような気がしております。そういうのは出せませんか。委員長、その辺お願いできませんか。 21 向井まちづくり推進室長 今、設計の詰めの段階ということで、あわせて地元の方ともいろいろちょっと詰めの協議をしているといったようなところで、なかなか確定したところまで行っていなかったもので、委員会資料としては添付しておりませんでしたが、現時点の検討図ということでご理解をいただきたいんですが、これが県警アパートが建っていた場所の跡地のほうです。基本的には地元のご意向としては、とにかく車をできるだけとめたいというのが1つあります。  そういった中でも、例えば、地元のイベントであったりとか、あと、さるくであったりとか、そういうのにできるコーナー的なスペースが欲しいということで、車の駐車台数をある程度確保しつつも、パート、パートで地元の人たちが小さくたまれるような場所、また、ある程度の大きなイベントができるような場所というような構成で地元の人のご意見を伺いながら組み立てているという状況です。ちなみに、石塀については、今、示しておりますが、通りに面した形で石塀の再現というものを行いたいと考えております。  今のところの状況としては、こういった状況で進めているということでございます。〔発言する者あり〕  所々に緑地と緑地周りにベンチを置くというような形にしております。〔「あずまやは」と言う者あり〕  特にあずまやは今のところ考えておりませんが、木陰を生むような樹種、木の配置というのを考えておりますので、一定日陰というのは確保できるかなと思っています。 22 武次良治委員 活用の仕方いろいろだと思うんですが、結局、イベントとかなんとかだけじゃ、年間のうち限られとるわけですよね。通常的には少なくとも日曜日に1回ぐらいは使えるような形でのそういったイベント広場だったりとか、あるいは昼間、お年寄りの方々が三々五々集まってきて、そこら辺でひなたぼっこでもしながら過ごせるような空間であったりとか、そういうのが望ましいのかなというイメージを持っとったんですが、それからしたら、ちょっとばらばらかなと。ベンチにしても、あっちゃこっちゃ散らばっとるし、やっぱりあずまやが無理ならば、せめて日陰ができるようなところをちょっと小じゃれたもんにして、その下でおじいちゃん、おばあちゃんが何人か集まってきて、そこに行けば誰かおるよというような場所になれば、ここは深堀のもともと中心ですから。そういう活用の仕方もあってよかったんじゃないのかなという気がしておりますけれども、積み上げてきた割にはちょっとがっかりだなというのが本音でございます。よろしくお願いいたします。 23 向井まちづくり推進室長 地元の皆さんと複数の案をいろいろ出しながら協議をさせていただいて、武次委員が言われるように、広く使いたい部分とコンパクトに使いたい部分といったようなご意見がある中で鋭意検討を進めてきたというところなんで、今後とも地元の皆さんとよく話をしながら、整備案については決定をしていきたいと思います。 24 大石史生委員 3点ほどあります。  1つは、委員会提出資料の24ページの路線バス運行対策費ということ、この予算に対しての直接なあれではないんですけれども、今、茂木から出るバスが、前は時津町の溝川まで行っていたっていうのがありますけれども、それが、稲佐橋でとまってしまうような路線の変更になっているんですね。これに関して、大学病院に行きたいけど、1回ちょっとおりてから、また行かなければいけないとか、もうそういったさまざまな声が寄せられているんですよ。ぜひこういった予算がとれるんであれば、茂木の方々のそういった声にも応えられないのかなと思っているんですが、それはいかがでしょうか。 25 中村都市計画課長 昨年4月の路線バスのダイヤ改正によって、茂木から溝川へ行っていたバスが茂木から稲佐橋方面に変更になっております。事情といたしましては、区間が長かったために定時運行がなかなかできないということと、需要が高い場所の密度を増すなどの企業側の考えのもとに、このようになったとお聞きしています。  今、大石委員から言われたような要望等は私どものほうにも数件あっておりまして、バス事業者にはお伝えしているところではございますけれども、乗りかえによって対応できる分はそれでお願いしますというのが基本的なバス事業者の考え方でございまして、再度、そういう要望があったということは事業者にはお伝えしていきたいと思っています。  以上です。 26 大石史生委員 ぜひそういった声があるのも実際事実で、茂木の人たちは結構車で動かなくて、自転車とかで動いている人たちが多くて、そういった面ではバスは本当に地域の足になっていますので、そこら辺のところをぜひ強く要望しておきたいと思います。  それと、もう1つ、これも要望なんですけれども、コミュニティバス、先ほど梅原委員が言われたように、本当に深堀町6丁目のあたりの方から私もそういう要望を承っております。これは多分、私たちの政策要求にものせていたんじゃないのかなと思いますけれども、そこもぜひ検討をよろしくお願いしたいと思います。  最後になりますけれども、これはもうこの間、さんざん議論をしていますけれども、59ページの新幹線の部分ですね。これは後でも討論のほうでもしないといけないんですが、県や長崎市の負担がふえるっていうことで議論が上がっていますけれども、とにかく今、リレー方式になるとか、そういったところがもう不透明な中で、これはもう、傷が浅いうちにやめたほうがいいんじゃないかと、私たちは常々訴えているんですけれども、返ってくる回答は変わらないかもしれないんですけれども、それに対してのご見解をお願いします。 27 谷口長崎駅周辺整備室長 新幹線につきましては、やはり九州内はもとより、長崎と関西圏を新幹線のネットワークでつなぐということで、多くの人々を長崎に呼び込む交流のツールということで、長崎にとっては必要不可欠な、いわゆる交流の産業化を目指す上でも必要不可欠であると考えております。  現在、政府・与党におきましても、検討委員会を設置して平成34年開業のあり方について議論が進められておりますので、私たちとしてはその推移を見守っていきたいと考えておりますが、いずれにしましても、政府・与党で平成34年の開業を可能な限り前倒しをするという考え方も示されておりますので、私たちとしてはその遵守を求めていくということと、あわせてまちづくりを進めていくということに取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 28 大石史生委員 交流人口の産業化っていうのがひたすら言われていますけれども、やっぱりそこに住んでいる人たちのことにも目を向けていくべきだと思います。  国の推移も見守っていくっていうことでしたけれども、それも地域の皆さんがどういうふうに推移していくのかっていうところも重点施策として、これは置きかえていただきたいなということを強く要望しておきます。  以上です。 29 橋本 剛委員 3点ちょっとお伺いしたいと思います。  1点目は、委員会資料の29ページですけれども、これはフェリーの離島航路への支援なんですが、29ページの一番上で収益のところ、運賃収入などの減となっています。これは平成28年度の予測なので、これから先も半年ぐらい入ると思うんですが、これは高島とかありますが、特に世界遺産なんかの関係でふえたお客さんたちよりも、伊王島の多分、橋ができた関係で減っているという分のほうが大きく影響が出ているっていう理解でいいのか。これが1点目、伺いたいと思います。 30 中村都市計画課長 今、言われました世界遺産関係での増なんですけれども、これはチャーター便の分は盛況で満席状態でございますけれども、この定期便によりますと、高島の北渓井坑には行くことができますけれども、軍艦島を所望されているお客様に対しては十分な対応ができていないという状況なので、それほどまで伸びている状況じゃないということでございます。  以上です。 31 橋本 剛委員 はい、ありがとうございます。  それから、次が新幹線の件について2点。特に62ページ、63ページのあたりですが、増工費の分です。これ増工費は駅舎デザインを平べったいのから屋根が大きく視界が開けるようにするために増工がありますということなんですけれども、これで2つちょっと理解をしたいのが、増工分は県と市が1対1、つまり国のほうは負担ができませんよという話で、県と地方の要望を入れてデザインをよくして、その結果、費用がふえる分に関しては県と市で持てということだと理解したんですが、この中でJRはどういう扱いになっているのか。JRに関しては駅舎デザインの増加分っていうのは、JRはもう知らないよっていうか、かかわらないっていう形になっているのか、それとも、JRも確かに会議の中には入っていらっしゃったと思うんですが、その分はどういうふうに位置づけられているのかっていうのが1つ。  もう1つあわせて伺っておきますが、これ平成28年度の負担として増工分となっているんですけれども、これは平成28年に工事を始めるという趣旨で理解してよろしいんでしょうか。というのは、この後ろのほうでデザイン検討会議ということで、この大屋根のスタイルにするのかどうかっていうのも、72ページ、73ページにありますが、現在、ワークショップをやったり、シンポジウムをやったりしながら、駅のデザインをどうするかっていうことについて議論をしていて、私たちは74ページ、75ページみたいな、こんなイメージで、今、検討をしていますっていう中間段階だと理解しているんですけれども、そういった中で、この大屋根にすることを前提とした工事の変更の増加分について負担をするということを今決めるっていう形になっているんですけれども、それは前後関係として、どういう整理をしてお考えなのか、そこをお伺いしたいと思います。 32 谷口長崎駅周辺整備室長 まず、増工費の負担が県市1対1で負担をすると、そこにJR九州はかかわってこないのかというご質問かと思うんですけれども、新幹線の建設につきましては新幹線の事業で行うんですけれども、あくまでもその施設そのものが鉄道・運輸機構の所有物ということになります。それをJR九州がリースをして、新幹線の運行をすると。あくまでもJR九州は運行主体であるという整理がまずなされております。  そういった中で、やはりデザインというのは県市が長崎の玄関口にふさわしいまちづくりを進めていこうという中で、やはりいいものをつくっていこうという県市の考えをその設計に反映させていこうということで増工費が発生しておりますので、そこの分は県と市で負担をしていくということで整理をしているところです。  ちなみにではございますが、在来線の連続立体交差事業そのものに関しましては、これは上屋とは関係なくて、JR九州も事業費の7%を負担するという国の取り決めがございますので、連続立体交差事業の建設に対しましては、JR九州の負担もあるということでご理解いただければと思います。  2点目の設計とか工事の関係と申しますか、こういったような関係でございますが、こちらは73ページをちょっと見ていただきたいと思います。73ページにデザイン調査のスケジュールということで、概略のスケジュールを載せております。そこの部分の下段のほうですね、各施設のスケジュール予定となっておりますけれども、新幹線の下部工につきましては、実はもう発注は終わっております。そういった中で、まだ今、事前調査であったりとか、前さばきの部分がありまして、具体的にくい打ち等の工事というのは始まっておりませんけれども、平成28年度から本格的に、いわゆる下部工の長崎駅の工事が始まってくるというスケジュールになっております。  そういった中、当然、上の荷重を考慮して下部工事を進めていかなければいけないという中で、今、県市でデザイン検討会議等で整理した大屋根形式とする、柱の本数を4本から2本にする、それと、ホーム端から南へ延びる歩行者の通路を整備するということで、基本的な部分で新たな荷重がかかってくる分を加味した形で設計も変更されて、それに基づいて下部工事を進められていくということになっておりますので、その辺、ちょっと同時並行で進んでいるという部分がございますけれども、設計、工事、調整を図りながら進めていっているといった状況でございます。  以上です。 33 橋本 剛委員 ありがとうございます。  もう2点、それに関連して。  こういう理解でいいんですかね。下のくいの部分というか、基礎の1階部分っていうんですかね、土台の部分を今から、平成28年から工事に入りますと、そのときにその上の部分が今デザインの関係で平べったいときよりも負荷が大きなものについて検討が進んでいると、そうであれば、下の部分はそれをも考慮した、その案になった場合でも耐えられるようなものをつくっておかなければいけないので、にらみながら、こちら側も整備をするんだということなんですね。わかりました。ぜひ、下はつくったけれども上はそうならなかったとかといって、要らなかったお金にならないようにご検討を進めていただきたいと思います。それが1つです。  それから、もう1つ、ちょっとこっちのほうも私の理解だけなんですが、新幹線については鉄道路線だけではなくて駅舎に関しても鉄道・運輸機構がつくって、それでリースをするという理解でいいかと思うんですが、駅舎っていうのは新長崎駅の場合、一体化していますよね。それは新幹線駅に係る部分は鉄道・運輸機構がつくってリースし、在来線の部分に関しては、主体はJRがつくって、みずから使うという理解でいいんでしょうか。 34 谷口長崎駅周辺整備室長 駅舎の区分でございますが、まず、新幹線部分に関しまして、橋本委員おっしゃったように、鉄道・運輸機構が新幹線事業で建設をし、鉄道・運輸機構の所有物となります。それをJR九州がリースをして新幹線を運行するということです。  在来線の高架事業でございますが、こちらは長崎県の事業として、街路事業として整備をします。これは連続立体交差事業の主目的といいますか、踏切をなくして、交通渋滞をなくすということが主目的でございますので、街路事業で整備をするんですけれども、できた鉄道施設そのものはJR九州の所有物になって、JR九州が管理をしていくということでございます。  以上です。 35 山本信幸委員 まず、20ページの都市計画マスタープラン改訂費、2,390万円、全体事業費が5,500万円を超える非常に高額の総事業費の中から、今回この分だけということで出ております。これで、まず非常に心配なのが、5,000万円を超える予算をかけて、長崎市の全体計画はここで決まってくるというようなものになってまいります。本当に今回も立地適正化計画という計画を2,000万円をかけて入札をされるということになっていますけれども、この分について、例えば入札はこれは県内、また県外含めて、長崎市のことをよく知った業者、そういうところ含めて、そういうのはプロポーザルか、何でやるのかわかりませんけど、条件を踏まえてやっていらっしゃるのか、その入札方式をどのような考えでやっていらっしゃるのか、お答えいただけますか。 36 中村都市計画課長 特殊な業務でございまして、長崎市内及び準市内の業者を対象に、過去にこういった業務に従事した経験のある業者、これを対象に制限付一般競争入札により実施しようと考えております。  以上です。 37 山本信幸委員 これは、やはり長崎市の特異な地形ですね、各都市に聞いて回っても、この特異な地形の中で、いわゆる斜面地を含んだところでの交通ネットワーク等の共存ということになりますので、そういった特異な地形がわかるということになれば、ある一定条件をそこに付す必要ないのかというのを心配します。全然知らない業者が2,000万円かけてして、本当にでき上がったものが生かされていないというような事例が多々あります。これは構造物をつくるとなると、そこに物が残るので、それはしっかりわかるのですが、こういう計画等にいくと、それがどれだけのものができたのかっていうのは、全く評価できないのに、全体事業費で5,000万円というものが出てきますので、その分はぜひしっかりと考慮していただいて、見積もりもとられているでしょうから、そういうことを考慮していただいて始めていただきたいと思います。  あと居住について、これは交通ネットワークとの考え方で1点だけお伺いしますが、後のページ、予算づけの中で、乗り合いタクシーとか、さまざまなバスの問題、コミュニティバスの問題とか、そういう本線以外からの、いわゆる鉄道とか電車以外からのネットワーク路線についても予算づけしてあります。そういうところも含めて、どのようなお考えでこれをつくろうと考えているのか、お答えください。 38 中村都市計画課長 今回作成いたしました立地適正化計画は、市街化区域の中に設定するものですので、主にコミュニティバスが走っている部分、これとは設定する区域が若干違う部分になるということはありますけれども、ネットワークということは大変重要だと思いますので、今、長崎市は他都市と比べてこの公共交通ネットワークはかなり充実している部分があるかと思いますけれども、これを維持していくためにも、地元の皆様とも協議していきながら、より効率的で効果的なネットワークの構築に向けて、さらに検討する部分もあるかと思いますので、結節点、この部分を今、実際、バス事業者が行っている部分と連携を図りながら、十分皆様が快適に過ごされていただけるようなものにしていきたいと思っております。  以上です。 39 山本信幸委員 そういう乗り合いタクシー等も含めて、一つのネットワークの中に入れていかないと、そこが先ほど言わせていただいた特異な地形だと私は思っております。単につなぐだけというのは、他都市でいっぱいやっていますよ。もっと言うと、他都市はそこに来るのに、家を建てたら50万円までの補助を出すとか、こういうこともやっています。そこまでのことは言わないにしても、やはり長崎はそういう乗り合いタクシーとか、さまざまな政策をやっている部分を生かした上での住みかえも含めて立地適正化計画というのはしっかりやっていくべきだと思っております。  また、幹線道路ができているにもかかわらず、いまだに調整区域を幹線道路の周りにしているところもございます。やはり幹線道路とその調整区域の問題とか、都市計画マスタープランも含めて、どこをどう誘導していくかというのはしっかりやはり考えていかないと、都市計画マスタープラン、立地適正化計画を今回5,000万円もかけてやるわけですから、その分はいい機会かなと思いますので、ぜひそういうところの見直しというのも考えていただきたいと思いますけど、どう思われますか。 40 中村都市計画課長 前段の部分につきましては、居住誘導区域にどのように居住を誘導していくかという点のご意見だったと思います。  今、50万円の補助という自治体もあるという話でございましたが、なかなかそういう予算も難しいところでございますけれども、居住誘導区域が魅力ある、集約された公共交通ネットワークが充足して、各種機能が充足された場所になるということで進めていくことにより、そこが住みやすく、暮らしやすく、それから、安全だということで、皆さんの居住が誘導できればいいことだと思いますし、また、後段でおっしゃられました幹線道路と調整区域の話であるとか、また、ほかにもいろいろな都市計画として今後の少子高齢化を見据えた上で考えていく部分もあるかと思いますので、この都市計画マスタープランの改訂及び立地適正化計画の策定とあわせて、さまざまな多方面から検討してまいりたいと思っております。  以上です。 41 山本信幸委員 ぜひ進めていただきたいと思います。  ちょっと関連してなんですけどね、32ページからの公共交通空白地域対策費で乗り合いタクシーの分なんですが、この分についても、ずっと利用実績等を見ていったときに、金堀地区が非常に低いかなというのは目に見えてわかったんですけど、現在、大体1,100万円ぐらい今回予算が上がっております。こういうことを含めて、なぜ収支がとれていかないのか、乗り合いタクシー自体は経費が高くかかるものなのか、路線が悪いのか、やはりそういうところをちょっと考えるべきなのかなって思います。ずっとこれ、かかってまいりますのでですね。やめろと言うわけではなくて、これは工夫をする時期に来ているんじゃないかなと思っているので、先ほどのネットワークの関係を絡めて、これもしっかり見直ししていかないといけないと思っているんですね。タクシー型にするのかとか、いろいろ考えも出てくると思うんですよ。そういうことも含めて、いろいろあわせて検討していくときに来ているんじゃないかなと思いますけど、部長、いかがですか。 42 吉田都市計画部長 乗り合いタクシーのお話でございますけれども、バス空白地域に対して市のほうで運行しているという状況でございます。現在までも採算性の回復といいましょうか、効率化に向けては、路線をいろいろ試行錯誤で変えたり、アンケートをとって需要の多いところに回したりとか、あるいは利用者増を図るために地域の皆様に利用促進を呼びかけたり、そういったものを随時行ってきたところでございます。また、乗り合いタクシーの利用状況もございますけれども、例えば、琴海地区で行っていますデマンドタクシー、デマンド交通についても、これは効率的な運行ということで最初試行から始めて、ある程度の効果は出てきたのかなと考えています。  こういったことで私どもとしても、そういう改善策というのは随時進めてきたという部分はございます。  ただ、昨今といいますか、人口減少問題から立地適正化計画を来年度策定していくわけですけれども、先ほどご指摘があったように、公共交通ネットワークというのは非常に重要な要素となりますし、地域間を結ぶ幹線的な交通網に対してフィーダー的に各地域からそこの幹線に結ぶ路線というのも非常に重要な部分になってまいりますので、立地適正化計画で居住誘導をどのようにしていくのかと、その範囲をどのように決めていくのかということとあわせながら、そこに合ったようなネットワークというのは当然検証をしていきたい、そして、検討も進めていきたいと考えております。  以上でございます。 43 山本信幸委員 ぜひ検討していただきたいと思います。  これはあわせて、24ページでございますが、路線バス運行対策費についてもちょっとよくわからないのですが、これは私は予算づけすべきだと思うんですが、その中で、これは地元からの要望で長崎市が動いたと理解してよろしいんでしょうか。
    44 中村都市計画課長 委員会資料24ページの上段に記載のとおり、滑石式見線につきましては、滑石ダム建設やいこいの里建設における用地協力の際の要望を受けて実施したという経緯がございます。  また、香焼恵里線につきましては、合併前の旧香焼町におきましてバス事業者に働きかけをして、恵里の団地が開発されたときに補助金を出すという約束のもとで運行開始したという経緯がございます。  以上です。 45 山本信幸委員 その2段目のように、私は今回、立地適正化計画をするのであれば、そういうことも含めて、市が政策的にこういうことを進めていかんといかんと思うんですよ。一つのネットワークの流れからこういうことも交通網の流れで計画をして、今の現状はどうなのかという、今、地元で説明会をやって、都市計画マスタープランなんか、いろんなご意見を聞いているわけでしょう。その中で、聞いた中で、政策的にここはどうなのかっていうのを交通ネットワークは再度考え直さんといかんと思いますよ。その中で、全体の立地適正化計画を2,000万円かけてつくり上げてしないと、何か要望があったからつくるという、そういう形で持っていくと、非常に政策がないと思っております。やはり長崎市から仕掛けて、こういうネットワークをつくっていって、地元に説明していくというような形をしっかり地元の意向を酌みながらやっていかんと、何か非常に政策がなく、要望だけでやっているように感じますので、その辺はしっかりやっていただきたいと思います。  最後に、53ページの浦上駅バリアフリー対策費負担金なんですけど、これもちょっとよくわからなかったんですけど、そもそもが交通バリアフリー法があって、改正があったときに、浦上駅もそのバリアフリー化の対象の駅になったわけですよね。当時はそもそもがこういう形で駅員さんがたしか介助して運んでいたと、反対側の線に行けなくて、というご説明が前にあったと私は理解しております。  今、一緒になったので、こういうふうに仮設だからということで、介護員が補助をするとありますが、そもそもそれから時間がかかるようであれば、暫定的にエレベーターの設置とか、その辺は不可能だったんですかね。 46 谷口長崎駅周辺整備室長 浦上駅につきましては、利用客が3,000人以上おりますので、当然バリアフリー化を図っていかなければいけないということなんですけれども、連続立体交差事業で最終的にバリアフリー対応駅になるということで、そこで対応していこうということで整備をしておりました。  こういった中、連続立体交差事業の施行工程で、切りかえで施行していく中で、ちょっと工事期間中、下り線だけですけれども、平面で移動できたのができなくなったということで、この対応をしていかなければいけないということになって、当座、ソフト対策ということでそういった介助支援業務を行っていくと。  山本委員からありましたように、高架が切りかわるまでの暫定期間におけるハード面対策ということで、有効な方法としてエレベーターの設置というのが考えられるんですけれども、こちらにつきましては、この後、第8款第5項第7目の県施行事業費負担金として県の事業に対して負担金を出す予算がございます。そちらの負担金の中で、長崎県としては一応平成28年度に仮設であるエレベーターを設置したいという考え方がありまして、それに対する負担金を第7目の県施行事業費負担金で予算を上げさせていただいております。  以上でございます。 47 山本信幸委員 後のほうでそれはしっかりまた見させていただきたいんですけど、私が言っているのは、それとこれとの兼ね合いがよく理解できなかったものだから、今、質問をさせていただいたところでございます。いわゆるハード面がそこで整備されているのに、ソフト面のこれをそのまま残して予算計上するのかなとかですね。その辺がちょっとよくわからなかったんですね。  階段の乗りおりに対しての補助ですから、ハード面のエレベーターができ上がったときに、そういうことが何で必要になってくるのかなというのを少し私の中では理解ができなかったところであります。だから、乗るまでの間の補助であれば、例えば、そこに介護の方たちは入れて、エレベーターまでは誘導できるとか、そういう手もあるのかなと思ったもんですから、その上での質問なんですが、全く別物としてこれはやっていくという理解なんですかね。すみません、ちょっと理解が進んでいなくて。 48 谷口長崎駅周辺整備室長 暫定的なハード面の対策ができるまでの応急的な措置としてソフト対策は行うということでご理解いただければと思います。 49 山本信幸委員 それならば、早くやらんばいかんでしょう。何で今なんですか。これは、たしか交通バリアフリー法の改正があったときに言いよった話なので、これは県から言われて長崎市は負担することになったんですか。それだけ教えてください。 50 谷口長崎駅周辺整備室長 この負担金につきましては、連続立体交差事業の工事の過程の中で、昨年5月に、要は今まで下り線、長崎駅方面行きのホームに平面で移動できたのができなくなったということを受けて、工事期間中であれ、やっぱりバリアフリー化をしなければいけないという考え方の中で、その上、県とも協議をして、何か対策はできないだろうかというところの中で、当面、ソフト的な対策ができないかということで、昨年11月にはそういった障害者団体の方々も招いて、現地で実証実験をやったりとか、そういった中を踏まえて予算措置をしてきたというところでございます。 51 山本信幸委員 ちょっと確認ですが、この介護の分については、保険とかについてはもう一切介護のほうから出るわけなんですかね。どういう形になっているんでしょうか。 52 谷口長崎駅周辺整備室長 この介護支援というのは、長崎県のほうが業務委託ということで発注をするということなんですけれども、その受託者の条件として、介護事業者総合保険に加入をするということは条件になっているということで聞いております。  以上です。 53 山本信幸委員 ようやくこれが緊急処置としてやっていらっしゃることはよくわかりました。  ただ、緊急処置を今まで、じゃ、やってきたのかと。そもそもずっとわかっていた話であるならば、市から県に強く要望して、これ今までほかの対策ができないものか、強く言うべきではなかったのかと思います。これはまた後のほうにあるということで、後のほうでそのことはしっかり言わせていただきます。 54 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第2目都市開発費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 55 吉田都市計画部長 第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費のうち、都市計画部所管のものにつきましてご説明いたします。  予算説明書は260ページから265ページでございます。A3判の資料、予算一覧は49行目でございます。  予算説明書の260ページ下段の第2目都市開発費でございますが、予算額27億790万2,000円のうち、都市計画部所管のものは261ページの説明欄の下段から記載しております、1.都市開発推進費のうち、1.開発審査会費と2.開発指導行政費、3.宅地耐震化推進費を除いた、次の263ページから265ページ上段にかけての事業、26億5,834万6,000円で、前年度の当初予算額に対し4,224万2,000円の減となっております。  平成28年度の主な事業といたしましては、東長崎地区の平間・東土地区画整理事業がございます。  次に、債務負担行為につきましてご説明いたします。  予算説明書は340ページ、341ページでございます。  都市計画部所管のものといたしましては、340ページの下から5段目に記載の長崎駅前広場等設計委託の債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  なお、詳細につきましては、都市計画部提出の委員会資料に基づき、それぞれ所管課長よりご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 56 向井まちづくり推進室長 私からは第2目都市開発費のうち、まちづくり推進室所管部分についてご説明させていただきます。  お手元の資料76ページをお開きください。  【補助】斜面市街地再生事業費、予算額6億540万円でございます。  1の事業の概要でございますが、建物の老朽化や密集度が高い斜面市街地におきまして、8地区を重点地域として定め、防災性の向上や居住環境の改善を図ることを目的に実施している事業であり、現在、生活道路の整備を中心に取り組んでおります。  2の事業内容でございますが、平成28年度には、資料76ページから77ページに記載しております(1)江平地区、(2)稲佐・朝日地区、(3)南大浦地区、(4)水の浦地区、(5)岩瀬道・立神地区、(6)立山地区での事業を予定しております。  それぞれの事業地区ごとの全体の事業概要を1)から3)として記載しております。4)といたしまして平成28年度の事業予定を記載しております。ここからは各事業地区の平成28年度の事業実施箇所につきまして、前方のスクリーンで説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。    〔プロジェクターによる説明〕  まず、(1)江平地区でございます。図面の中の黒色の部分が完成部分で、赤色の部分が平成28年度の予定箇所となります。  江平地区におきましては、これまで整備に取り組んできました市道江平11号線、延長387メートルの道路部分が平成27年度に完成いたしまして、平成28年度につきましては、赤色で着色している緑地整備150平方メートル及び建物調査などを予定しております。そのための事業費を690万円計上いたしております。  次に、(2)稲佐・朝日地区でございます。稲佐・朝日地区におきましては、現在、稲佐小学校から稲佐教会付近に至る市道曙町稲佐町4号線、延長194メートルと稲佐教会付近から稲佐公園に至る市道曙町17号線、延長393メートルの合わせて587メートルの整備に取り組んでおります。  平成28年度の主な事業といたしましては、赤色で着色をしております道路改良工事40メートル、用地取得75平方メートル、建物調査5棟、建物補償2棟などを予定しており、7,700万円を計上いたしております。  次に、(3)南大浦地区でございます。当地区におきましては、現在、石橋電停からグラバースカイロードに至る市道相生町上田町2号線、延長86メートルの拡幅整備、また、老朽化した2つの市場と建物の共同建て替えと、これと一体的に市道上田町相生町1号線ほか1線の延長75メートルの道路の拡幅整備に取り組んでおります。  平成28年度の主な事業として、市道相生町上田町2号線につきましては、建物1棟の移転補償費の土地取得特別会計からの買い戻しで3,294万円を、また、共同建替促進事業につきましては、道路改良工事75メートル、道路用地として先行取得をしておりました土地18件と建物17棟の移転補償費の土地取得特別会計からの買い戻しなど2億6,366万円、合計2億9,660万円を計上しております。  なお、現在、南大浦地区共同建替事業組合により建設中の共同住宅、12階建て33戸でございますが、ことし12月ごろの完成を目指して取り組みが進められております。  次に、(4)水の浦地区でございます。当地区では、現在、ホテル清風から飽の浦の三菱長崎造船所に下る谷沿いに、市道大鳥町大谷町1号線、延長459メートルの整備に取り組んでおります。  平成28年度の主な事業といたしましては、道路改良工事40メートル、用地取得800平方メートル、建物調査4棟などを予定しており、6,670万円を計上いたしております。  次に、(5)岩瀬道・立神地区でございます。当地区では現在、三菱長崎造船所本館付近から東立神町に至る市道岩瀬道町東立神町1号線、延長198メートル及び市道岩瀬道町東立神町3号線、延長202メートルの合わせて400メートルの整備に取り組んでおります。  平成28年度の主な事業といたしましては、道路の改良工事70メートル及び建物調査5棟などを予定しており、4,400万円を計上しております。  最後に、(6)立山地区でございます。当地区では、現在、バス通りである市道西山目覚町線と、長崎歴史文化博物館から立山に向かう市道勝山町立山1号線を結ぶ、市道立山24号線、延長が715メートルの整備に取り組んでおります。  平成28年度の主な事業といたしましては、道路改良工事80メートル、用地取得105平方メートル、道路用地として先行取得しております土地1件と建物1棟の移転補償費等の土地取得特別会計からの買い戻しなどを予定しており、1億1,420万円を計上しております。  お手元の資料78ページにお戻りください。  78ページには3.財源内訳を記載しております。内容は記載のとおりでございます。  資料79ページには重点整備地区8カ所の位置図と、80ページには各地区の事業概要及び進捗に関する資料をつけております。  また、81ページから86ページにかけましては、先ほどスクリーンで説明させていただきました各事業地区の箇所図をつけておりますので、ご参照いただければと思います。  資料87ページにお進みください。  続きまして、【補助】市街地再開発事業費新大工町地区、予算額1億8,391万円につきましてご説明いたします。  1の概要でございますが、長崎の重要な商業集積地の一つである新大工町地区におきまして、その中核である玉屋百貨店及び新大工町市場の老朽化、耐震性の向上に対応し、まちのにぎわいを取り戻すため、周辺の地権者の皆様とともに市街地再開発事業を実施するもので、市といたしましてもこの事業を継続的に支援を行っております。  ページ下のほうには、(2)といたしまして、これまでの経緯を記載しております。平成25年度に勉強会が開始されまして、準備組合の設立、また、昨年7月には都市計画決定を行うとともに、現在はさらに地域の活性化に資する事業とするために、施設計画に精査を加えており、平成28年度の正式な再開発組合の設立認可を目指して取り組みが進められております。  資料88ページをごらんください。  2の事業内容でございますが、平成28年度につきましては、先日の補正予算の中で平成27年度減額補正をお願いいたしました調査設計計画費、具体的には組合が実施する地盤調査や建物の実施設計、また、再開発前の土地、建物にそれぞれの組合の皆さんがお持ちの権利を再開発後の施設に置きかえるための権利変換計画の策定に取り組むこととしております。それに対する補助金を計上いたしております。  3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  また、ページ中段には施行区域の位置図を掲載しております。黄色の着色部分が施行区域で、国道34号を挟む、全体区域0.72ヘクタールとなります。また、下段にはスケジュールをお示ししております。平成28年度には事業認可に相当します本組合の設立を目指しており、その後、権利変換計画の認可といった手続がございますが、それに向けた調査設計計画が進められることになります。  資料89ページをごらんください。  こちらはまちぶらプロジェクトにおける再開発事業が果たす役割をお示ししております。  また、ページ下段には計画のコンセプトを掲載いたしております。  資料90ページにお進みください。  資料90ページには新大工地区の再開発がエリアにおいて果たす機能のイメージ図を添付いたしております。  上段の図面、赤色の再開発区域を左右に横断する国道34号より上側が新大工町、片淵町方面、下側が伊勢町方面で、下段の図面では左側が新大工町方面、右側が伊勢町方面となっております。  再開発区域付近には横断歩道や電停がありまして、国道を挟んで南北のまちの結節点に位置することから、再開発事業を双方のまちや近隣の観光資源をつなぐ起点にしたいと考えております。  続きまして、委員会提出資料91ページをお開きください。  【補助】歴史的地区環境整備事業費、唐人屋敷顕在化でございます。予算額1,680万円でございます。  1の事業概要でございますが、唐人屋敷は日本と中国の交流の歴史において大きな意味を持つことから、観光拠点や居住環境の整備など歴史を生かしたまちづくりを実施しているところでございます。  2の事業内容ですが、平成28年度につきましては主なものといたしまして、地域の魅力向上と居住環境の改善を図り、にぎわいを創出できるスペースとして、土神堂前に整備を計画しております公園の設計及び整備の推進に必要となる建物調査を予定いたしております。  3の財源内訳については表に記載のとおりでございます。  92ページにお進みください。  本年度の事業箇所といたしましては、先ほどご説明いたしましたように、図の真ん中あたりに土神堂という表示がございますが、その下に赤い枠で囲んだ区域がございます。そこに公園設計、建物等調査と記入しておりますが、そこが平成28年度の事業予定箇所ということになります。  私からの説明は以上でございます。 57 谷口長崎駅周辺整備室長 資料の71ページをごらんください。  引き続き、私からは第2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管分につきましてご説明いたします。  まず、長崎駅周辺エリアデザイン検討費としまして、当初予算額1,970万円を計上いたしております。  1.概要でございますが、長崎駅周辺エリアを対象としまして、長崎の玄関口にふさわしい魅力あるまちなみ景観と機能的な都市空間の創出を図ることを目的に、長崎駅周辺エリアデザイン調整会議などにおきまして、エリア内の施設相互間のデザイン調整や駅舎・駅前広場等のデザイン検討を行うもので、長崎県とともに取り組んでいるところでございます。  次に、2.事業内容につきましてご説明いたします。  3つの事業がありますが、まず、(1)長崎駅周辺エリアデザイン検討費負担金は、長崎県が実施をしますアの長崎駅舎・駅前広場等検討会議の運営に係る業務、イの駅舎に係るデザイン基本計画の内容をJR九州や鉄道・運輸機構が行う設計に反映させるために、構造面や意匠面の検討の深度化、あるいはJR九州や鉄道・運輸機構が行う設計との協議、調整、監修等を行う業務、それから、ウのホーム空間の熱環境や排煙の検証を行う業務、これら3つの業務に要する経費の2分の1を長崎県に対し負担するものでございます。  次に、(2)シンポジウム・ワークショップの開催でございますが、これは事業の周知や設計に当たり市民の意見を計画づくりに反映させるためのシンポジウムやワークショップを開催するための経費でございます。  なお、これに要する経費につきましては、長崎県より2分の1を負担していただくということになります。  次に、72ページをごらんください。  (3)事務費でございますが、これは長崎駅周辺エリアデザイン調整会議の開催に伴います委員の旅費や会場借上料などの経費、委員との打ち合わせに係る旅費などの事務的な経費でございます。  その下の3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  その下には、参考としまして長崎駅周辺エリアデザインの検討体制図を記載しております。この体制のもとで駅周辺エリア内の施設相互間のデザイン調整や駅舎・駅前広場等のデザイン検討を進めているところでございます。  73ページをごらんください。  今後のスケジュールということで、上段には調整会議や検討会議などのスケジュールを、下段には関連する各施設のスケジュールを示しております。  74ページをごらんください。  長崎駅舎・駅前広場等のデザインにつきましては、平成26年度から検討を進めておりますが、これまでの検討状況としまして、74ページには駅舎のデザインイメージ、次の75ページには駅前広場等のデザインイメージをそれぞれ添付いたしております。後ほどご参照ください。  資料が飛びますが、103ページをごらんください。  引き続き、土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区につきましてご説明いたします。  事業として、補助と単独がありますが、関連をしておりますので、一括して説明させていただきます。  補助が1億500万円、単独が3億4,060万円を当初予算額として計上させていただいております。
     まず、1.概要でございますが、鉄道施設の受け皿を整備するということと、道路などの基盤整備と土地利用の転換を図り、玄関口にふさわしい都市拠点の形成を図るために土地区画整理事業に取り組んでいるところでございます。  次に、2.事業内容でございますが、まず、(1)【補助】につきましては、主な事業として、長崎駅前広場等設計、歩行者専用道路などの測量設計、道路改良工事、鉄道施設撤去工事などを予定しております。このうち長崎駅前広場等設計につきましては、債務負担行為の設定を予定しておりますので、詳細につきましては後ほどご説明させていただきます。  次に、(2)【単独】につきましては、主な事業として、電線共同溝の設計や上下水道工事、鉄道施設撤去工事、仮換地指定に伴う補償などを予定しております。  104ページをお開きください。  3.財源内訳でございますが、表に記載のとおりでございます。  105ページをごらんください。  土地区画整理事業の平面図に実施予定箇所を事業ごとに色分けをし、示した位置図でございます。  106ページをごらんください。  長崎駅周辺土地区画整理事業の概要でございます。後ほどご参照ください。  107ページをごらんください。  上段には土地区画整理事業計画の平面図を、その下段には同じ方向から撮影した現況写真でございます。後ほどご参照ください。  資料は飛びますが、133ページをお開きください。  先ほどご説明しました土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区におきまして、平成28年度の事業として予定をしております長崎駅前広場等設計委託に係る債務負担行為につきましてご説明いたします。  1.債務負担行為の目的でございますが、土地区画整理事業における駅前交通広場、多目的広場、街路などの設計業務を平成28年度から平成30年度にかけまして一括して委託するに当たりまして、平成29年度から平成30年度までの業務委託に係る経費につきまして債務負担行為の設定を行うものでございます。  2.債務負担行為限度額の内訳等でございますが、まず、(1)限度額につきましては、表に記載のとおり、平成28年度は先ほどご説明した当初予算で4,700万円を計上し、平成29年度から平成30年度までの期間で限度額7,500万円の設定を行うものでございます。  (2)業務内容でございますが、東西の駅前交通広場及び多目的広場のレイアウトなども含めた機能面の設計であったり、修景設計、それから、街路5路線の修景設計、それと、国道202号の平面横断検討などを含めた交通シミュレーションや解析などを予定しております。  なお、設計に当たりましては、土地区画整理事業で整備をします個々の施設が密接に関係していることから、より効果的、効率的に業務を行うために一連の業務として一体的に実施する必要があると考えておりまして、設計作業におよそ3カ年の期間を要するということで、今回、債務負担行為の設定を行うものでございます。  134ページをお開きください。  今後のスケジュールを整理しておりますが、赤色の線で囲んだ部分の設計業務を一括して委託するというものでございます。  135ページをごらんください。  業務範囲の位置図でございます。後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 58 森尾東長崎土地区画整理事務所次長 東長崎土地区画整理事務所所管分についてご説明いたします。  委員会提出資料は93ページから102ページでございます。  93ページをお開きください。  東長崎平間・東地区土地区画整理事業ですが、表中の上段に記載しており、【補助】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区(予算補助)3億3,100万円と、【単独】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区、7億1,950万円、合計10億5,050万円を予算計上しております。  次に、都市基盤施設整備事業費、東長崎地区ですが、表中下段に記載しており、【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区、1億9,800万円と、【単独】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区、1億1,050万円、合計3億850万円を予算計上しております。  まず、土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区についてですが、1.概要、2.事業内容は記載のとおりです。平成28年度で工事完成を見込んでおり、その後に換地処分に伴う換地の確定、清算金の算定業務などを行うことにしております。  2.(1)【補助】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区(予算補助)3億3,100万円の内訳ですが、道路改良工事、家屋等支障物件の移転補償4件などを予定しております。  次に、94ページをお開きください。  (2)【単独】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区、7億1,950万円の内訳ですが、道路改良工事、宅地の整地工事、家屋等支障物件の移転補償4件などを予定しております。  3には補助、単独分の財源の内訳を記載しております。  次に、97ページをお開きください。  東長崎平間・東地区土地区画整理事業の概要を記載しておりますので、ご参照ください。  次に、98ページをお開きください。  東長崎平間・東地区の平成28年度施行予定箇所図でございます。施行地区は黄色の太線で囲んだ箇所で、施行面積は29.9ヘクタールです。灰色の箇所は既に施行しており、赤色の箇所は平成28年度に補助事業での施行を予定し、青色の箇所は単独事業での施行を予定しております。  なお、平成28年度の施行予定箇所には土地区画整理事業の反対者がおられます。この方々には数年前から事業に対して理解をしていただくように努めておりますけれども、土地区画整理事業自体に反対されており、協議の場を持つことも困難な状況でございます。このようなことから、近隣の皆様の宅地造成がおくれ、多大なご迷惑をかけております。平成28年度は土地区画整理法に基づく直接施行も視野に入れて、事務所が直接建物等を除却することなども考えております。  続きまして、資料の95ページをお開きください。  都市基盤施設整備事業費、東長崎地区について、3億850万円を予算計上しております。  1.概要ですが、これは東長崎地区土地区画整理事業の廃止予定区域約400ヘクタールにおいて、土地区画整理事業の代替として都市計画道路や生活環境の改善に資する道路や公園などの整備を順次進めようとするものです。  2.事業内容ですが、(1)【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区におきまして、1億9,800万円を予算計上しております。内訳といたしまして、ア.東長崎縦貫線の建物補償等を行うことにしております。これは東長崎縦貫線の4車線から2車線への都市計画変更の見通しが立ってきたことによるものです。また、ウ.(仮称)現川公園、(仮称)中里中央公園においては、平成27年度に引き続き事業を進めていくことにしており、(仮称)現川公園の整備は平成28年度で完了し、(仮称)中里中央公園は平成28年度用地購入等を行い、平成29年度、平成30年度の2カ年で整備をすることにしております。  次に、(2)【単独】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区において、1億1,050万円を予算計上しております。まず、イ.現川生活道路を地域住民の安全安心を確保するため延長80メートルを幅員2メートルから4メートルへ拡幅することにしております。次に、ア.東長崎縦貫線、ウ.(仮称)現川公園、(仮称)中里中央公園において、補助事業と一体で整備を進めていくことにしております。  次に、96ページをお開きください。  3に補助、単独分の財源内訳を記載しておりますので、ご参照ください。  次に、99ページをお開きください。  東長崎縦貫線橋梁詳細設計、用地補償の予定箇所図です。平成28年度から平成32年度までの5カ年で赤の太線の箇所0.7キロメートルを整備する予定で、平成28年度は3カ所の建物補償等を行うことにしております。なお、黒の太線の箇所は、土地区画整理事業で整備することとしております。  次に、100ページをお開きください。  現川地区生活道路の測量、設計、工事、用地購入の箇所図です。平成28年度で現川地区生活道路の拡幅工事を完了することとしております。  次に、101ページをごらんください。  (仮称)現川公園の箇所図です。(仮称)現川公園は、市道矢上町現川町線から高城台小学校現川分校の横を入り口として、おおむね1万3,000平方メートルを予定しております。ここは新幹線の残土処理場として埋められた後、地域の運動会、ソフトボールや消防団の消防訓練などを行う公園として整備しようとするものです。平成27年度に詳細設計を行い、平成28年度完成することとしております。  次に、102ページをお開きください。  (仮称)中里中央公園の箇所図です。中里地区は地域の皆様が利用できる公園がないことから、土地区画整理事業の見直しに伴う地元説明会において、公園整備の強い要望が出されており、財源の確保を図り整備することとしておりました。  このような状況下におきまして、補助金確保の見込みが立ち、平成27年度、高速4車線化に伴って長崎県が公園整備に伴う長崎市負担額の半分を負担することになったことから、多くの皆様が利用できる公園として整備することといたしております。平成27年度は詳細設計を、平成28年度は用地購入を行い、平成29年度から平成30年度までの2カ年で完成させたいと考えております。  私からの説明は以上でございます。 59 池田建築部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、建築部所管分についてご説明いたします。  予算に関する説明書は260ページから265ページで、追加資料、建設局予算一覧表の65行目でございます。  予算に関する説明書の260ページ、第2目都市開発費でございますが、予算額27億790万2,000円のうち、建築部所管に係るものは261ページに記載の説明欄1.都市開発推進費のうち、1.開発審査会費から3.宅地耐震化推進費まででございまして、追加資料の65行目をごらんいただきいと思います。  予算額4,955万6,000円で、前年度当初予算に対し4,913万4,000円の増額となっております。これは新規事業である宅地耐震化推進費の増によるもので、建築部提出の委員会資料に基づき、建築指導課長よりご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 60 原田建築指導課長 建築指導課所管分についてご説明します。  資料は建築部提出の委員会資料22ページをお開きください。  事業名、宅地耐震化推進費4,900万円でございます。こちらが平成28年度の新規事業になります。  1.概要ですが、宅地崖崩壊の危険性が高い区域を宅地造成工事規制区域として新たに追加するなど、区域を適正に見直すことにより、安全性の高い宅地造成を誘導し、市民の安全安心な生活環境を確保する。  また、宅地開発などによる盛り土造成地の位置を示した大規模盛り土造成地マップを作成し、これを公開、周知することで、市民の防災意識を高め、地震時に地すべりなどのリスクが高い盛り土造成地の防災対策事業を図る上での今後の基礎資料とするものでございます。  2.事業内容ですが、まず、(1)宅地造成工事規制区域の見直しですが、アの変更区域の抽出として業務委託により宅地の崖崩壊の危険性が高い区域であったり、あるいはその規制が不要となる区域等の除外を行います。イとしまして、その変更区域の公開及び市民への説明の後、指定公示を行うものであります。対象区域は既存の宅地造成工事規制区域及び都市計画区域で、全額市費で行います。事業期間としては平成28年度の中で区域の見直し及び工事まで行おうとするものです。  次に、(2)大規模盛り土造成地マップ作成ですが、アとしまして大規模盛り土造成地の抽出として業務委託により3,000平方メートル以上の谷埋め盛り土造成地などの抽出を行います。イとしまして大規模盛り土造成地マップの公表を行うものです。対象区域は市街化区域及び非線引き都市計画区域で、負担率は国が3分の1、市が3分の2で、平成28年度に業務委託、平成29年度にそのマップを公表する予定としております。  3.事業費内訳と23ページの財源内訳は記載のとおりです。  24ページをお開きください。  こちらは宅地造成工事規制区域の現在の区域図です。この黒い斜線部分が現在の宅地造成工事規制区域で、薄い赤色で着色をした部分が現在の市街化区域になります。主に現在の宅地造成規制区域について、薄い赤色の市街化区域の内側で崖の崩壊の危険性が高い地区を追加したり、あるいは市街化区域ではない白色部分を除外することなどを考えております。  私からの説明は以上でございます。 61 向山宗子委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時56分=           =再開 午前11時57分= 62 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  それでは、午前の審査はここまでとし、午後1時から再開いたします。  暫時休憩します。           =休憩 午前11時57分=           =再開 午後1時0分= 63 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  これより質疑に入ります。 64 梅原和喜委員 72ページの(3)のところに、事務費というところで、長崎駅周辺エリアデザイン調整会議を4回予定しておりまして、委員との打ち合わせ、それから先進地視察に係る旅費ということで、これはどのあたりを先進地視察として考えていらっしゃるのか、そのあたりをちょっと教えていただけますか。 65 谷口長崎駅周辺整備室長 72ページの(3)事務費でございますけれども、先進地視察としては、具体的にどこというのはありません。例えば、北陸新幹線で申しますと富山であったりとか金沢だったりとか、ある程度先行的にそういったところを一応予定しております。  以上でございます。 66 梅原和喜委員 ということは、この288万円予算を取っているんだけど、どこに行こうかはまだ決めていないということなんですね。  そしたら、その調整会議も大体どのくらいのスパンで、例えば、2カ月に1回とか、3カ月に1回ということで計画されているんですか、あと1つ教えてください。 67 谷口長崎駅周辺整備室長 調整会議につきましては、予算を計上する上で、一応4回と設定をしておりまして、おおむね3カ月に1回程度を想定した中で予算組みをしているというところでございます。  以上です。 68 梅原和喜委員 この委員の会議も含めて、長崎駅をつくる上では重要な会議でもありますし、先進地視察もやっぱりよりよいものにするための予算だと思いますので、しっかりそのあたりを見ていただいて、我々も情報をいただいて、皆さんでよりよい長崎駅をつくるんだということでお願いしたいと思います。  以上です。 69 大石史生委員 反対をしなきゃいけないところがいっぱいあるなと思いながら、附箋をつけてきたのがもろもろ出てきましたので。  1つは、新幹線に関連する経費、いろいろ駅の周辺のデザイン検討費だとか、あと委託費だとか、そういったのが3つぐらい今回出ましたけれども、それについては、この間からもずっと立場を私たちは表明していますので、そういったことも含めて、これには反対をしていくという立場を一応主張しておきたいと思います。その辺はもう討論のほうでまとめていきたいと思っています。  それともう1つは、東長崎の平間の土地区画整理事業の件なんですが、先ほど地権者の合意が得られないという部分をちょっと触れられましたけれども、その辺の経緯というか、そういったところを聞かせていただけますか。 70 森尾東長崎土地区画整理事務所次長 ご承知のとおり、平間・東地区の土地区画整理事業につきましては、平成14年度から事業を開始しております。その間、地権者の皆様方との交渉をずっと進めてきているわけですけれども、実は、まだまだ土地区画整理事業について全く理解してくださらないという方たちがいらっしゃいます。  そういう人たちについては、もう数年にわたりましてずっと協議を重ねているんですけれども、現在でもなかなか協議に応じてくれないという方たちがいらっしゃいます。その間、その方の宅地の近辺の皆様方は、宅地整備がされないということで、どうにかしてほしいと、早く宅地整備をしてほしいという要望がかなり出てきております。  そういう状況なものですから、もう私たちも今までずっと協議を重ねるような形をしていたんですけど、それについては、平成28年度も同様の形で協議を進めたいと思いますけど、あわせて、どうしても相手が応じてくれないということであれば、土地区画整理法で言えば直接施行という、行政代執行みたいなのがあるんですけれども、それを視野に入れたところで今後は事業を進めていきたいと、そういうことでございます。 71 白石東長崎土地区画整理事務所長 ちょっと補足させていただきます。  昨年の6月から、また11月にもご報告させていただきましたけれども、先ほど申しましたように、かたくなに協議さえ応じていただけない方が数名いらっしゃいます。とは言っても、もう85%の仮換地指定、画地整備が終わっておりますので、先ほど次長が申しましたように、なかなか画地整備、街路整備が進まない街区が幾つかございます。  それらにつきましては、昨年の9月でございますけれども、一部立木の除却と、それからあわせて約1,300平方メートルほどですけれども、画地の整備ができました。そこは保留地として今回処分できるという段取りであります。  それともう1点が、ことしの2月でございます。これにつきましても、高速道路の南側に平原地区というところでございますけれども、土地が約2,000平米ほどございまして、そこもやはり減歩が伴うということもあって、区画整理事業そのものに反対だということでおっしゃられて、協議に応じていただいていない状況でした。とはいっても、そういう状況について、昨年の8月からずっとお話を定期的にしながら、もう数十回実は話をしております。  そういう中で、ことしの1月19日に、もう直接施行ということでさせていただきたいということで、向こうのほうに通告に私が出向いていって、その前の日に実はそういうことで、じゃ、もうわかったということで応じていただきました。
     ただ、立木が約400本ほどありまして、そのうち100本ほどは移植しましたけど、300本ほどは除却をさせていただきました。  農地関係の建物3棟についても除却させていただいて、現在はきれいに画地の周りに整備をされている状況になりました。ただ、これは先ほど言いましたように直接施行ということで、相手方と契約はまだ交わしておりません。そういったのはやはり、そういうふうに応じていただけることもございまして、今後とも、あと数件ございますけれども、粘り強く、今までも本当に、もう数十回ほど、私どももかたくなにされる方もけんけんがくがくやりながらも、険しいやりとりもしてまいりましたけれども、そういうことを重ねながら、邁進してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 72 大石史生委員 具体的に応じない方たちの数名の主張というのは、どういった、土地区画整理事業に対しての反対だという声は先ほど聞かれましたけれども、具体的な中身というか、そこはどういうふうに主張されていらっしゃるんですか。 73 森尾東長崎土地区画整理事務所次長 先ほど所長からも直接施行についての話がありましたけれども、ことしの2月に直接施行をいたしました。そのときの地権者の方は、土地区画整理事業が反対というだけで、実はもうそれ以上の話というのはほとんどないような状況でした。私たちも一体何が原因で土地区画整理事業が反対なのかというのが、もうはっきりいって理由がわからないような状態が続きまして、これは私どもとしても、例えば、文書をつくって相手にお渡しをしたりとか、郵送したりとか、参ってから話をさせてほしいというのも、もう再三再四繰り返したんですけれども、玄関先で大きい声でわめかれて帰ったりとか、文書なんかをお渡ししたら、事務所にどなり込んできたりとか、そういう状況ということで、もう私たちも、もうこれ以上は周りの地権者の方たちのご迷惑にもなると。宅地造成が進まないということになれば、周りの方々が、宅地を利用したいという方がたくさんいらっしゃるものですから、そういうのもできないということで、これはいたし方ないということで直接施行をさせていただいたと、そういう経過でございます。 74 大石史生委員 理由がわからないということは、例えば、こういう計画に反対するというのであれば、必ずそれに伴った理由というのが絶対ついてくるはずだと思うんですよね。それがわからない方が1人とかだったらわかりはするんですけれども、それが数名となると、そこにはやっぱり何かしら絶対理由があるんじゃないかなと私は推測するんです。だからやっぱりそこら辺を追求しない限りは、この問題というのは遅々として進まないと思うんですね。だから、そこら辺の理由を、やっぱり積極的に聞く努力というのは、今までもしてきていらっしゃるんでしょうけれども、そこに関してはしていただきたいと思いますし、あと、本当これは、例えば、こうやりますよ、けどどうですかという聞き方じゃなくて、今からやりますからよろしくお願いしますという聞き方をしてきてこうなったんじゃないのかなというのは私、今感じているんですが、それについてはどうですか。 75 白石東長崎土地区画整理事務所長 はっきりとは5名の方です。これまで1年間ほどそういうやりとりをして話をしてきました。  一番の原因は、やっぱり土地を減歩されると。例えば、ここから委員長のところに赤道があったとしまして、こういうふうに規制整備をすると、やはりどうしても減歩される方、例えば、委員長のところは、この道路から一番遠いので、結構減歩されるんですね。そして、そのところは、反対される方は、やはり4割近く減歩されるということがありまして、そのこと自体は反対だと。あなたたちはもともと道路をつくるとき買収するだろうということが相手方の主張で、それ以上聞く耳持たないという方で、多分お金の問題とかいうことでは一切なくて、その減歩の土地でして、先祖代々受け継いだ土地をそがんやってとられるのは嫌だということの主張の一点張りでした。  先ほど次長が申しましたように、使用収益開始済みのところは画地整備が進んでおりますし、その隣の方がそれぞれ待っていらっしゃいますと、だから整備をせんといかんからぜひさせてくださいということで粘り強く話した上で、直接施行ということで踏み切ったという経緯がございます。中身はやはり減歩の問題とか、あるいは自分の画地が後方になるから嫌だと言う方もいらっしゃいますけれども、そこの部分については解決できると思っています。  ただ、もう1点ご心配なのは、私ども慎重に対応しておりますが、高齢者の方が中にはいらっしゃいます。障害を抱えていらっしゃる方がお二人いらっしゃいます。これについてはやはり慎重に相手方の意向を聞きながら、そしてまた私ども勝手に話をしているわけでは決してございません。相手方の意向も聞きながらいきたいと。どういうふうに対応していただけますかということも、私どもプランもお示しを、考え方を、3案なら3案をつくっているんです。それさえも見ていただけないという状況で、丁寧な準備をしております。それはやはり、人の財産とかを扱うものですから、私どもは慎重に扱っておりますし、その上で、今からもやっていきますけれども、ただ、いかんせん、一定の時期が、もう収束の時期が来ていますので、そういう時期につきましては、やはり法の精神の趣旨にのっとって粛々とさせていただきたいということの思いは強うございます。  以上でございます。 76 大石史生委員 法の精神にのっとってということがありましたけれども、憲法、これが一番の根底の問題で、そういった部分で生存権だとか財産権だとか、そういった部分がありますので、そこら辺のところを従順に粛々と進めていくんじゃなくて、やっぱり話し合いをしながら、地権者の意見も聞いてやっていくというのが普通のあり方だと思います。石木ダムだってそうですけれども、そういった問題がこの間ずっと繰り返されてきているようなものがありますので、そこに民意が反映されないというのは本当に悲しいことだと思いますので、そういったことはぜひやめていただきたいと、以上主張しておきます。 77 白石東長崎土地区画整理事務所長 私どもも、憲法の生存権、基本的人権の話は重々わかって、その内容もご説明させていただいております。その主張に当たっては、やはりお互いの財産権、基本的人権を守ることは原則です。ただし、その中で、公共の福祉に反するものに限り、あるいは自分の財産についても一定の憲法に保障される部分がありますけれども、それは法的にされている部分、憲法でも保障されている部分ということもお互いにかみ合わせながら実際議論をしたんです。  重々私どももわかっておりますし、配慮しているつもりなんです。ただ、入り口のところで話を聞いていただけないということで非常に困っているという状況なので、そういう方には手紙をお渡ししたりしたいと考えております。もう私が行くだけで、電話するだけでお前ストーカーかという、私も言われたことありますので、そういうことについてもやっぱり丁寧に、相手の方の気持ちもわかりますし、そのことを丁寧にやはりしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 78 中村照夫委員 今の区画整理ですけど、東町がそういう反対があって、途中で区画の見直しをして東町を外しましたよね。もうその時点からはそういう人たちは反対だったと思うんだけれども、そういう場所がわからないんだけれども、そういう整理はできなかったのかどうなのか、そこら辺をちょっと教えてください。 79 森尾東長崎土地区画整理事務所次長 委員ご指摘の件は地区の縮小の問題だろうと思っています。  平成23年度に地区の縮小をいたしました。当初は58.8ヘクタールで始めた事業だったんですけれども、平成23年度に区域を縮小いたしまして、今の29.9ヘクタールに縮小したという経過があります。その際の縮小するときの、じゃ、どういう方たちを地区外にするかということだったんですけれども、まだ仮換地指定が全くしていないと、全く手をつけていないというところ、そういうところについては区域外ということで整理をさせていただきました。  以上です。 80 白石東長崎土地区画整理事務所長 今、確かに平間・東地区でも20ヘクタールの中に、そういったところも問題があるところございます。ただ、そこの部分については真ん中の部分に当たる部分でございまして、そこの部分を外したままやるということになると、ほかの街区が整理を当然できないということになりますので、そこら辺のところは閲覧とか何かする場合に、そういう方がいたとお聞きしております。ただ、そこの部分を外すと、ほかの部分のいびつな残り方をして設計ができないということ、どうしてもそこを外すことができなかったということで、区域の中に入れていたというのが現状でございます。 81 中村照夫委員 82ページの斜面市街地の稲佐・朝日地区ですけれども、大分、稲佐小学校の横のほうから教会までの部分は、すぽっとできているんですけれども、1カ所だけまだ白地で普通車もやっと通れるような形で、ここだけ進んでいないんだけど、これがネックになっていると思うんだけれども、これは平成10年度から始まって平成31年度までに整理ができるんですかね、ここのところは。 82 向井まちづくり推進室長 この1件につきましては、かねてから土地の買収ということで動いていたんですが、なかなかご了解をいただけないということで、ちょっと現状膠着した状況になっております。いずれにしろ、現地は見てのとおり、かなり幅員狭くなっておりますので、今後とも用地の獲得に向けては交渉を行っていきたいと思います。  以上です。 83 中村照夫委員 要するに、もう大分ねまっておるんですよね。それで、待てないからもう工事にかかったわけでしょう、下の部分と上の部分はね。ここだけぽつんと、これは該当者は1人なんですか。ここは全く進まないんですかね。そのめどはあるんですか。 84 向井まちづくり推進室長 なかなか正直、今の用地の交渉の状況としては、当てがないというか、先がまだ見えていないというような状況です。おっしゃるように、その先のほうのルートの整備を進めていて、そこの進捗も大分進んでまいりましたので、そこの開通とあわせて何とか決着をつけれるように用地交渉を頑張っていきたいと思います。 85 中村照夫委員 ここだけ1カ所でこんなして置いておったら危険でもありますし、全く先のほうが幾ら進んでも、この1件のためにでき上がってしまわないということもありますし、ぜひそういう面では地域の皆さんも困っていらっしゃると思うので、ぜひ本人の意向も大事ですけれども、頑張っていただきたいと思います。 86 山本信幸委員 そしたら、資料の71ページでございます。長崎駅周辺エリアデザイン検討費であります。ちょっとこれはわからないところがあって、県市でこれはやっていらっしゃるんだと思います。  それで、周辺ということで書いてあって、デザインもさまざまに検討されるんでしょうけれども、周辺認識が駅のところ、区域だけだと、その周り、大黒町周辺、また反対側の曙町周辺含めて、そのあたりまで含んだ、調和したものになっていかないと、駅だけが飛び出るのではないかなと思うのですが、その辺についての検討は長崎市の別予算か何かで検討される予定になっているんでしょうか。 87 向井まちづくり推進室長 駅の区画整理区域のみならず、その周辺も含んだ一体の対象区域としております。一定高さが高い建物とか、そういったものについては長崎市のほうに上げていただいて、デザインの協議をさせていただくというようなルールとしております。 88 山本信幸委員 確認なんですが、今この予算でおっしゃられた駅の周り、この区域図で申しますと、区域図には道路、対面側までの区域しか駅周辺としての区域はなかったのですが、大黒町のですね。そしてまた事業内容を見ても、その周辺駅のデザインとか、そういうのはあるんですが、その全体をどうこうするという内容は全く書いていないのですけど、どこで判断すればよろしいんですか。 89 向井まちづくり推進室長 まちづくり推進室の予算の中で、景観推進費というのがございまして、その中で、長崎デザイン会議というものがございます。そういった中で、建物についてアドバイスをさせていただくというような予算を組んでおります。 90 山本信幸委員 今おっしゃられているのは、周辺部のまちづくりをどうこうするということではないんでしょう、それは明確に言ってください。  私が言っているのは、これは駅のデザインをしっかりやっていくわけだから、そこが浮き上がるようなものではなくて、駅周辺全体の形も統一的に、デザインをせんといかんのではないのですかと言っているんです。今おっしゃられたのは、その前の景観上の建物自体、個々の建物自体についてどうなのかという規制をかけるような話なんでしょう。だから、そういうことは一緒に検討をされるんですかということを聞いているんですけど。 91 吉田都市計画部長 この長崎駅周辺エリアといいますのは、都市再生総合整備事業におけます長崎駅周辺エリアの区域とほぼ合致をしております。これは駅のみならず、その周辺、浦上川の右岸側も含めた形で、周辺一帯を取り込んだ形のエリアとなっております。駅舎であったり駅前広場であったりというのが今ここで上げている部分ではございますけれども、基本的な駅周辺エリア全体の部分を取り扱う部分でございます。デザインはデザインとしてあるんですが、整備計画については、都市再生総合整備事業の中の長崎駅周辺エリアとして一定整備計画を持っております。その中には、当然国道206号をまたぎます大黒町等の商店街も含まれていまして、そういった全体のまちづくりの範囲というのをカバーしているといった状況でございます。  以上でございます。 92 山本信幸委員 ちょっと今よく理解ができなかったのですが、最後にカバーをしているというようなお話がございました。よく県の方に、これは私が個人的に聞いたのですが、県の方に聞くと、県では、全体的なまちづくり、いわゆる駅舎については考えているけれども、駅の周辺の大黒町とか商店街とか、そこについてのまちづくりの考え方については、それは市が中心でやっているんだとお伺いしたんです。この現在の駅周辺の検討費というのは、これは県と市が出し合ってやるわけですから、この事業でそれをやるということは考えられないということであるならば、別予算を今後立てて、まちづくりの検討をしていくんですかということを聞いたんですが、ちょっと先ほどの回答で理解できなかったのでお答えいただけますか。 93 片江都市計画部理事 今、山本委員のご質問につきまして、確かに駅周辺エリアデザイン検討費につきましては、まず駅の中の駅舎であるかと駅前広場とか、そういったものの検討を行うものでございます。ただ、周辺部のまちづくりに関しましては、先ほど来、部長からありましたけれども、都市再生総合整備事業の駅周辺エリアという中で、動線をどこに引くとか、どういったところに人を誘導していくとか、そういったプランはプランとしてございます。これは県と市でつくったところでございますけれども、扱う施設がほとんど市にかかわるものでございますので、それはまたこれとは別途事業立てを、例えば、岩原川の周辺のところで今、水辺の整備をやっておったり、今後、駅前商店街の中の例えば、無電柱化とか、そういったことに関しましても、西坂公園へ向かう方面の動線というのは、駅周辺エリアの中で動線として考えておりますので、そこもこの駅を整備するに当たって並行して、どういったやり方がいいかというのは地元で議論していくということで、これは兼ねてから地元とも協議をさせていただいております。  ただ、予算立てとしては、このエリアデザイン検討費の中ではなくて、別途道路整備費とか、そういったものも出てくるということで考えております。ただ、これはやはり周りの見た目を整えるという視点もございますものですから、やはり、その中で視界の読める範囲は建物が大きい部分を占めると。それに関しては、先ほど室長が言いましたように、長崎デザイン会議とか言ったところも、駅舎デザインの検討会議と連動しておりますので、建物の規模が一定あるものに関しては、そちらのほうで双方情報交換しながら景観誘導もしていくということで、トータル体制を考えております。  以上でございます。 94 山本信幸委員 よくわかります。それで、今聞いた中でいくと、やはりばらばらのように聞こえます。いわゆるこちらの岩原川は岩原川でやるとか、誘導の路線の道路はやるとか、無電柱化はこっちでやるとか、高さ規制だけこれはやると。それを全てトータル的に1つのまちづくりとして、やはりこの駅と一緒に考える必要があるのではないかと思います。そのあわせたところで、やはりどこかで、まちづくりならまちづくりのほうが一括して、その全体をしっかりまちづくり予算の中で事業立てして、私はこれをやっていかないと、各予算立てがばらばらにやっている中でいけば、それはまとまりがどうしてもないのではないか。デザインと駅との整合性ですね、そういうのがとれないのじゃないかと思います。他都市を見たときにどうしても駅周辺の周りの商店街と一体となって整備をされておりました。そういうところを考えると、あわせた整備を考えていかないと浮き上がってしまうのではないかと思いますので、ぜひそこのところも考えた上で検討していただければと思います。  次に進ませていただきます。  103ページの土地区画整理、これは確認だけでございます。  区画整理事業が進んでいるということで、これは区画整理の事業予算がこれだけ出ている中で、ちょっと確認だけで、トランジットモール線が今入っておるところでございます。これは105ページの図面でトランジットモール線が入っています。  確認の上で、トランジットモール線は車両規制、こういうのを将来的に行っていくような路線として考えていらっしゃるのか。通常のトランジットモール線ですね、いわゆる一般車両を入れないというような、そんな路線として当然考えていらっしゃるのか。私が勉強不足なのか、その辺はお答えできますか。 95 谷口長崎駅周辺整備室長 トランジットモール線につきましては、土地区画整理事業自体、平成20年度に都市計画決定をしまして、そのとき土地区画整備事業の区域、それと都市計画道路、このトランジットモール線をあわせて都市計画決定をしております。  そのときの考え方としましては、路面電車を乗り入れる空間ということでしておりましたけれども、その後、電気軌道の事業者等々との協議等も踏まえまして、現在は路面電車の乗り入れにつきましては断念をいたしまして、一般街路化をするということで、105ページの図面で申しますと、その隣の東口駅前交通広場と一体的な空間として考えていこうということで、現在の考え方は一般街路化していこうと。いわゆる一般車も通るという道路にしていこうということで考えているところでございます。  以上です。 96 山本信幸委員 他都市でトランジットモールして、一部一般車両をちょうど300メートルぐらいですよ、規制をかけたところがありました。やはりこれだけの駅を整備するなら、ちょうどここの広場だけで実は300メートルぐらいあるわけですから、トランジットモール線がそういう電車を入れるということであったら、そもそもそれがトランジットモールの考えなんですね。だから、それを街路化すると、その考えから外れて単純に道路化するというふうな話になっていくわけなんですよ。そうではなくて、やはりトランジットモールを進めるというのは事の発想の中で何らかやはり今後は検討すべきではないかなと。せっかく広場自体がつながっていますしね。その辺も含めてやっぱり検討していって、1つの車両規制をどう誘導するかも含めて考えたほうがいいのかなと思います。タクシーも一部どこかにストックしておって、それを呼ばれたら入れるという形の都市もございましたし、いろんな形のトランジットモールも考えていいのかなと思いますので、その辺はぜひ検討していただければと考えます。  次に、建築部の22ページ、宅地耐震化推進費でございます。  これは大規模マップ作成ということで、宅地造成工事規制区域の見直しと大規模盛り土造成地マップ作成ということでございます。非常にこれもいいことだと思っております。  これで1点だけ確認なんですが、いわゆる立地適正化計画の話との調整、またこの利用に当たって、いわゆる建築部のほうでやるんですが、利用に当たってGISで共有できるようなシステムに今後なるようにお考えなのか、その辺だけお答え願えますか。 97 原田建築指導課長 まだ将来的な情報の活用方法等につきましては、まだ現実的なところまでは至っておりません。ただ、やはり立地適正化計画が都市計画部でも平成28年度計画策定に入りますので、随時その部分と調整を図りながら作成等に反映させていきたいと考えております。  以上でございます。 98 山本信幸委員 これは4,900万円の予算をかけてつくるわけなんですね。そしたら、4,900万円あって、立地適正化計画も2,000万円つけてやるわけなんですね。そして、土砂災害特別警戒区域の指定なんかでしっかりマップ上も、これもGIS出ております。そういうのも含めて、全部入れていただくと、すごいマップができるんじゃないかなと正直思っております。それをまた共有させると非常に、これにまた地籍調査でやった分を入れると、これまたすごいデータがGIS上で見られるんじゃないかなって。非常に平成28年度で図面が作成されると、これを全部重ねると相当なデータが見られるようなやつができ上がってくると思います。ぜひ、これだけの予算をかけてやるんですから、その分の共有を方針の中に入れて、当然進めていただきたいと思いますけどいかがですか。 99 原田建築指導課長 その活用方法云々についてはまだ未確定でありますけれども、作成されるデータについては、その後の拡張性であったりとか、そういった部分のファイル形式、その点につきましては十分配慮した上で、その作業は行っていきたいと考えております。  以上でございます。 100 橋本 剛委員 委員会資料の92ページの唐人屋敷顕在化事業の図があります。ここに土神堂のところにスペースをつくる、公園をつくるという計画になっているかと思います。ここは、いろんなこれまでも、出島の場合もそうですし、先ほど出てきた深堀のところも、スペースをつくって、みんなが使えるイベントスペースができて終わりという形ばかりになるんではなくて、しっかりここを顕在化させていくというのは長崎の顔の一つとしていくというご趣旨でしょうから、それがはっきり出るような形にしていっていただきたいということが一つと、それから、先ほど武次委員からも深堀町の件で出ていましたが、どういうところになっていくのかというのを絵に起こして、地域の人たちから、これだったらいいなという声が上がっていくような形にしていかないと、またできたときにこんなことなのかと、本当にやるのかという議論が出てくるんじゃないかと危惧しています。ここに関しては、研究者の方々も唐人屋敷の顕在化はいいんだけれども、歴史性との整合性がどうなのかとかいう関心を非常に高く持っていらっしゃる方々が多いので、慎重に進めていただきたいと思います。  それから、こっちは質問なんですが、この館内エリアの魅力でもある、この館内市場のところも公園という形でされているんですが、ここは進み方というか、理解の進み方ってどういうふうに今なっておられるのか、ちょっとそれがわかれば教えてください。 101 向井まちづくり推進室長 今、この赤枠で囲んでおりますところに、館内市場と牟田口市場という2つの市場がございます。その後ろのほう、通りから遠い側に3件ほど民間の宅地があるといったような構造になっております。今それぞれの方には、こういった広場整備という考えで市はいきたいと思っていると、事業の推進に当たっては、今後用地買収等々でご協力をいただきたいというようなお話をさせていただいております。その中では、ほとんどの方が長崎市に対してそういったことについてはお話を聞きますということで対応していただいておるんですが、中には一部所在不明の方がいらっしゃったりとか、ちょっと今のところまだ反対というようなご意見を言われている方がいますが、大勢としては皆さん前向きにお話を聞いていただいているといったような状況です。  以上です。 102 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時41分=           =再開 午後1時43分= 103 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  第8款土木費第5項都市計画費のうち、都市計画部所管部分の審査に入ります。  それでは、第3目街路事業費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 104 吉田都市計画部長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費のうち、都市計画部所管のものにつきましてご説明いたします。  予算説明書は264ページ、265ページでございます。A3判の資料、予算一覧は50行目でございます。  予算説明書の264ページの第3目街路事業費でございますが、予算額8億6,660万円のうち、都市計画部所管のものは、265ページの説明欄の1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の6.長崎駅中央通り線3億4,800万円と2.【単独】都市計画街路整備事業費の1.長崎駅中央通り線100万円の合計3億4,900万円でございます。前年度の当初予算額に対し1億3,230万円の増となっております。  なお、詳細につきましては、都市計画部提出の委員会資料に基づき、長崎駅周辺整備室長よりご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 105 谷口長崎駅周辺整備室長 それでは、都市計画部提出資料の108ページをお開きください。  第3目街路事業費のうち、長崎駅周辺整備室所管の長崎駅中央通り線につきましてご説明いたします。  事業としましては、補助と単独がございますが、関連しておりますので、一括して説明させていただきます。  【補助】が3億4,800万円、【単独】が100万円、合計で3億4,900万円を計上させていただいております。  まず、1.概要でございますが、一般国道202号と都市計画道路浦上川線を連絡する東西軸の骨格となる道路として、長崎駅周辺地区の幹線道路網の形成を図ろうとするものでございます。  なお、当該路線は全体で延長が300メートルとなりますが、第2目の都市開発費で説明しました土地区画整理事業の施行地区内は、土地区画整理事業で整備を行い、区域外となります60メートルの部分を街路事業として整備を行うものでございます。  次に、2.事業内容につきましてご説明いたします。  まず、(1)全体事業概要につきましては記載のとおりでございます。  次に、(2)平成28年度事業内容でございますが、1)の【補助】につきましては、用地買収や建物・工作物の移転補償、建物調査、営業調査などを、2)の【単独】につきましては、建物調査の再積算と土地鑑定を予定しております。  109ページをごらんください。  財源内訳でございます。表に記載のとおりでございます。  110ページをお開きください。  長崎駅中央通り線の平面図に平成28年度の実施予定箇所を、事業ごとに色分けした位置図でございます。  説明は以上でございます。 106 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第6目公園費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 107 吉田都市計画部長 第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費につきましてご説明をいたします。  予算説明書は266ページから269ページでございます。A3判の資料、予算一覧は51行目でございます。  266ページの第6目公園費の予算額は17億6,495万9,000円で、前年度の当初予算額に対し1,695万7,000円の増となっております。  なお、詳細につきましては、都市計画部提出の委員会資料に基づき、みどりの課長よりご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 108 岩永みどりの課長 みどりの課所管の第6目公園費につきまして、都市計画部提出の委員会資料に基づきご説明いたします。  資料の111ページをごらんください。  まず、【補助】公園等施設整備事業費、中島川公園(出島対岸地区)につきましては1億7,470万円、【単独】近隣公園整備事業費、中島川公園(出島対岸地区)につきましては8,230万円を計上しております。  1の概要でございますが、中島川公園(出島対岸地区)は、出島復元計画の対岸に位置していることから、本市の重要な観光資源と位置づけ、表門橋と一体的な整備を図るものでございます。  2の事業内容でございますが、平成28年度の事業内容といたしましては、出島表門橋架橋位置から下流側の公園整備に係る舗装及び先行取得した用地の土地取得特別会計からの買い戻しなどでございます。
     3の財源内訳は記載のとおりでございます。  112ページをごらんください。  赤い線で囲んでいます部分が平成28年度の工事予定箇所でございます。事業予定区域の西側約半分を舗装工事等で仕上げる予定でございます。  また、出島表門橋上流側の東側半分のうち赤い点線部分は、歩道部構造物の撤去、遺構確認や遺構測量を行う予定であり、図面右下の赤で着色した部分が用地買い戻しの箇所でございます。  113ページをごらんください。  【補助】公園等施設整備事業費、鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)につきましては6,100万円、【単独】公園施設整備事業費、鍋冠山公園展望台(夜景観光整備)につきましては900万円を計上しております。  1の概要でございますが、長崎市が世界新三大夜景や日本新三大夜景に認定されたことなどから、今後も観光客等の増加が見込まれるため、平成27年度の展望台整備に引き続き、平成28年度は駐車場等の整備を行い、より多くの市民や観光客等が安心して快適に利用できるよう利便性、安全性の向上を図るものでございます。  2の事業内容でございますが、平成28年度の事業内容につきましては、駐車場と園路の整備及び案内板や照明灯の設置を行う予定でございます。  3の財源内訳につきましては記載のとおりです。  114ページをごらんください。  赤で着色しています部分が整備予定箇所でございます。ご参照をお願いします。  115ページをごらんください。  【補助】公園等施設整備事業費、京泊公園ほか(健康遊具設置)につきましては3,050万円を計上しております。  1の概要でございますが、長く元気でプロジェクトの一環としまして、健康遊具とウオーキングを組み合わせた高齢者いきいき健康プログラムを活用し、地域住民の皆様の健康づくりに寄与する健康遊具を近隣公園など、地区の主要な公園に設置するものでございます。  2の事業内容でございますが、平成28年度は京泊公園と鳴見台近隣公園を整備する予定でございます。  なお、京泊公園につきましては、平成27年度の国庫補助事業の内示減に伴い、平成28年度に先送りしたものでございます。  3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  116ページをごらんください。  116ページは、健康遊具の設置計画の位置図です。  また、117ページは、平成28年度予定の京泊公園と鳴見台近隣公園の平面図です。ご参照をお願いします。  118ページをごらんください。  【補助】公衆便所整備事業費、西坂公園便所につきましては1,600万円を計上しております。  1の概要でございますが、まちぶらプロジェクトの一環としまして、まちなか公共トイレの整備を行うもので、利用者の方がより使いやすいように、西坂公園便所を改修するものでございます。  2の事業内容でございますが、観光客が多い西坂公園便所にオストメイトやベビーキープ、子ども用便器など設備の充実、改修を図るものでございます。  3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  119ページには、位置図を掲載しておりますので、ご参照をお願いします。  次に、120ページをごらんください。  【単独】公園施設整備事業費、旧琴海病院跡地といたしまして、5,000万円を計上しております。  1の概要でございますが、琴海大平町江の平地区の旧琴海病院跡地において、形上湾を望むことができる特性を生かし、地域住民が身近に景観を楽しみながら利用できる魅力ある公園を整備するものでございます。  2の事業内容でございますが、平成28年度におきましては、トイレや休憩施設等を含む公園の整備を予定しております。  3の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  121ページは位置図、平面図を掲載しておりますので、ご参照をお願いします。  次に、122ページをごらんください。  【単独】公園施設整備事業費、稲佐山公園(スロープカー整備)につきましては6,300万円を計上しております。  1の概要でございますが、長崎市が世界新三大夜景や日本新三大夜景の認定を受けて以来、稲佐山山頂展望台を訪れる観光客が増加しております。今後さらなる観光客の増加に対応するため、山頂展望台へのアクセスを向上させ、団体観光客等の利便性向上を図るものでございます。  2の事業内容でございますが、平成28年度におきましては、スロープカー整備のための基本・詳細設計及び測量・地質調査を行う予定でございます。  3の財源内訳につきましては記載のとおりです。  123ページをごらんください。  赤い部分でお示ししております稲佐山中腹駐車場からロープウェイ発着場付近までの約500メートルが整備予定箇所でございます。図面右下には、福岡県英彦山のスロープカーを参考イメージとして掲載しておりますので、ご参照をお願いします。  次に、124ページをごらんください。  【単独】公園施設整備事業費、長崎市総合運動公園ほかとしまして、2億5,380万円を計上しております。  1の概要でございますが、既設公園における老朽化した施設の改修や公園便所照明のLED照明への転換などを行うものでございます。  2の事業内容につきましては、老朽化した長崎市総合運動公園の野球場のスコアボード改修に係る設計業務、平和公園ソフトボール場のフェンス改修、長崎市総合運動公園の陸上競技場と野球場スタンド建物の防水工事、それと公園便所照明のLED化などのほか、金比羅公園などにおいて、先行取得した用地の買い戻しを行うものでございます。  3の財源内訳につきましては記載のとおりです。  125ページから128ページにかけまして、それぞれの位置図を掲載しておりますのでご参照をお願いします。  説明は以上でございます。 109 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 110 山本信幸委員 資料の122ページ、公園施設整備事業費の稲佐山公園スロープカーの整備でございます。  この分でまず、今回、基本・詳細設計、測量・地質調査ということで全体事業費が15.4億円となっております。  まず、この安全管理などでございますが、他都市の状況として、この安全管理の状況、どういうふうに考えていらっしゃるのか。例えば、安全管理の内面が見えるような状況に当然されて、あと管理状態ですね。誰かが常駐して動かすものなのか、それともそれは警備体制の中でやるのか、その辺についてお答えください。 111 岩永みどりの課長 まず、機器の安全管理としましては定期点検、月点検あるいは半年点検等の中で、機械の故障等の安全点検は当然していきます。  それと、その他の人の安全性の確認ということですけど、今考えていますのは、基本的に1人乗車するということで、例えば、ご高齢の方とか車椅子の方もいらっしゃいますし、あるいはいろいろな、80人ほどの人を乗せる機械ですので、1人乗車してからきちっと運行するということを考えております。  以上でございます。 112 山本信幸委員 そしたらですよ、有人、1人誰か常駐するということが1つと、当然無料だと思っているんですが、利用料はですね。〔発言する者あり〕あ、有料ですか、そしたらすみません。これは質問を変えさせていただきます。  維持管理費の分、この辺についてどのようにお考えをされているんですか、お答えください。 113 岩永みどりの課長 実際のこのスロープカーの維持管理費という中で試算をしたところ、やはり電気代、あるいは保守点検、交通整理、先ほど申し上げた乗車するそういう方たちを入れて、年間3,400万円ほどの維持費がかかるのかなと思っております。  先ほど無料だろうということをおっしゃっていましたけど、基本的に今は有料にしたいということで私どもは考えております。その現実的な金額等については検討の段階ですので、そこをどういうふうに設定できるかというところは今はまだわかりませんけど、そういう方向で、極力負担を市が取らないような形で運行をしたいと考えております。  以上でございます。 114 山本信幸委員 まだ基本・詳細設計ができ上がらない中でのお話なので、そんなに突っ込むつもりはないんですが、ただ、3,400万円、毎年維持管理費がかかってまいります。これは当然有人であれば、そういった形がかかってくるかと思います。  また、それプラスどこかで、多分防犯上の、中の状況を警備会社に頼んで見せるか何かせんといかんと思いますけど、その分の費用が先ほどの3,400万円に加味されると思いますが、非常にまたかかってきているということが出てくると思います。  非常に維持管理費が、今後またメンテナンスがどうなのかと思いますけど、最後に1点だけ、これは非常に、例えば特殊なものであると、維持管理費でレールの取りかえとか、そういうとで非常に困難を来すんですけど、物としては、ある程度メジャーな製品であちこちでよく使われておるということであれば、材料が、ストックがなくなるということはないのですが、その辺はどういうものなんですか。 115 岩永みどりの課長 現実的には、先ほど、ここに写真をお見せしている福岡県の英彦山であるとか、あるいは北九州市の皿倉山、あるいは兵庫県であるとか、ほかに県内にも野母崎の亜熱帯植物園にも一部、それに類似したというものもございます。  そういうことで、一般的に九州でも四、五件あるということで、ある程度汎用している機械だということでございます。  以上でございます。 116 山本信幸委員 最後に確認だけ、汎用している機械ということでございました。つくっている業者が1社ということではないということを確認させてください。 117 岩永みどりの課長 汎用はしているということで、つくっている業者は1社でございます。 118 梅原和喜委員 124ページ、公園施設整備事業費の工事費の中の(1)平和公園ソフトボール場フェンス改修工事700万円ということで、次の次のページに現況の写真が載っていますけれども、この700万円のお金でどういった改修をされるのか、お尋ねをいたします。 119 岩永みどりの課長 平和公園のソフトボール場につきましては、現在3メートルの高さのフェンスで、あと、つくってからもう30年ほどたつということで老朽化もしていると。  また、そういう3メートルの高さなので、弓道場にやはりボールが飛んでいったり、あるいは公園のほかの歩行者の方が危険な状況もあったということで、これを6メートルに上げて改修をするということでございます。 120 梅原和喜委員 ありがとうございます。プレーヤーからそういった声が上がっていたので、いや、届いたのかなと思って安心しました。  それで、この松山のソフトボール場は、高校生も含めて地元の皆さんとか、夜、我々の世代の方も利用しているんですが、これまでこの松山ソフトボール場の改修工事、ここ一、二年でどんなことをされたのか、教えていただけますか。 121 岩永みどりの課長 松山のソフトボール場につきましては、現在30年ほど経過しているということで申し上げていますけど、実際に今の防球ネットは昭和52年につくったとかいうものもあります。  そういう中で、最近におきましては、表面の砂入れ、あるいは砂のストック入れ、あとは周囲の必要な箇所の剪定とか、必要最低限の整備を今まで行ってきて、ご利用していただいているということでございます。 122 梅原和喜委員 この松山のソフトボール場、多くの皆さんが使っている施設なんですね。隣には松山陸上競技場もあって、ソフトテニスのコートもあって、一大スポーツエリアと思うんですね。  スコアボードなんかがちょっと若干古いのかなと気もしますし、長期的なスパンで、この整備にお金をかけていただいて、市民にとってよりよいスポーツ施設になるようにご尽力をしていただきたいと思います。  それから、これは予算には関係ないんですが、昨日の公園の、いわゆる道路整備のお花の鉢植えの件で話があったんですが、実は1月24日、25日に長崎市は大きな雪害がありまして、私はたまたま深堀まで移動がなかったものですから、ホテルに泊まっていたんですね。8時ぐらい、市役所に行ったときに若い職員の方が市役所の議員の駐車場の裏の花卉を雪の中からえり分けとったんです。  ああ、花のことを大事にされているんだなと思いましたので、そういった若い職員の方が交通機関がなかったもんですから、多分朝早く来て、それで花卉の手入れ、剪定をしていたんですけれども、私もご苦労さまですと一声かけたんですが、そんな優しい職員がいるのかなと思って、少しちょっと心がほっとしました。ちょっとこれは、話題として提供しておきます。  ありがとうございました。 123 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第7目県施行事業費負担金の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 124 吉田都市計画部長 第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金のうち、都市計画部所管のものにつきましてご説明いたします。  予算説明書は268ページ、269ページでございます。A3判の資料、予算一覧は52行目でございます。  予算書の268ページの第7目県施行事業費負担金でございますが、予算額11億9,570万円のうち、都市計画部所管のものは11億950万円で、前年度の当初予算額に対し3億5,100万円の増となっております。  これは、長崎県施行のJR長崎本線連続立体交差事業について、長崎市が応分の負担金を支出するものでございます。  なお、詳細につきましては、都市計画部提出の委員会資料に基づき、長崎駅周辺整備室長からご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 125 谷口長崎駅周辺整備室長 それでは、資料の129ページをお開きください。  第7目県施行事業費負担金につきましてご説明いたします。  3つの事業がございますが、関連をしておりますので一括して説明させていただきます。  都市計画費負担金としまして、社会資本整備総合交付金事業費10億5,000万円、旧地方特定道路整備事業費5,000万円、JR長崎本線連続立体交差事業費950万円をそれぞれ当初予算額として計上させていただいております。  まず、1.概要でございますが、長崎県が施行しますJR長崎本線連続立体交差事業につきまして、地方財政法第27条の規定に基づき、当該事業に要する事業費の一部を長崎市が負担するものでございます。  次に、2.事業内容でございますが、まず、(1)社会資本整備総合交付金事業費につきましては、高架本体工事、用地・補償2件などが予定されております。  これらの事業に対する県施行負担金としましては、全体事業費から国庫補助金を除いた額の2分の1を長崎市が負担をするということになります。  次に、(2)旧地方特定道路整備事業費につきましては、長崎駅部における土壌汚染対策工事や浦上駅仮設エレベーター工事が予定されております。  これらの事業に対する県施行負担金としましては、全体事業費の2分の1を長崎市が負担することになります。  130ページをお開きください。  (3)JR長崎本線連続立体交差事業費につきましては、浦上駅仮設エレベーターの設計などが予定されており、県施行負担金としましては、全体事業費の2分の1を長崎市が負担することになります。  次に、3.財源内訳につきましては、それぞれ表に記載のとおりでございます。
     131ページをごらんください。  連続立体交差事業の平面図に、平成28年度の実施予定箇所を事業ごとに色分けして示した位置図でございます。  132ページをお開きください。  JR長崎本線連続立体交差事業の概要でございます。後ほどご参照ください。  説明は以上でございます。 126 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 127 山本信幸委員 資料129ページでございます。  県施行事業費負担金の分の浦上駅仮設エレベーター工事一式でございます。この分について、以前からこういう交通バリアフリー法の改正の中で浦上駅については、こういう施設をつくるべきじゃないかということで再三お話をさせていただいたところでございますが、今回、県のほうからこういうお話があったものと思うんですけど、市のほうとしては、こういうエレベーター施設についての要望、または提案などはされていなかったものなのか、お尋ねいたします。 128 谷口長崎駅周辺整備室長 連続立体交差事業につきましては、平成21年度に事業認可を取りまして、事業に着手をしております。  もうちょっと経過をご説明しますと、その後、長崎駅の車両基地、これは佐世保のほうに移転するということで、そちらのほうを優先して進めておりましたが、具体的には、平成24年から仮線の設置に伴います工事の着手をしております。その段階で特に仮線の工事に伴いまして、先ほど第8款第5項第1目の断面図のほうでご説明しましたが、これまで長崎駅方面行きの下り線のほうは、平面で移動できたのが移動できなくなるということが、工事の過程の中でわかっておりましたので、何らかの対策といいますか、そこら辺をしたほうがいいんじゃないでしょうかというお話は、長崎県のほうにさせていただいたという経緯がございます。  また当時は、いわゆる仮設ということで補助対象にならないとか、最終的に平成30年度末にはバリアフリー対応駅になるということで、長崎県としては、その段階では、いわゆる工事期間中のバリアフリー対策といいますか、そこまでは考えておりませんでした。  その後、昨年の5月に具体的にそういった平面で移動できなくなりまして、長崎市議会でも一般質問で問題提起されたりとか、そういったこともありまして、私どもとしましても再度、長崎県のほうと協議をいたしまして、例えばですけれども、階段のところに昇降機といいますか、そういったものができないかとか、これもアイデアレベルですけど、例えば、ホームのほうに渡し板ができないかだとか、そういったアイデアレベルあたりをご提示しながら県と協議をし、県のほうも、身障者団体のほうからのご要望なんかをいただいている中で、当面ソフト的な対策でやっていこうということで一定協議が整いまして、その分の予算を上げさせていただいていると。  並行してハード面の対策としては、やはりエレベーターが一番望ましいだろうということで、その設置場所等につきましても今、県のほうがJR九州と協議を進めておりまして、一応、平成28年度には実施したいという県の考え方も確認をしておりますので、その辺で一応、今回、予算の件ですが、負担金ですけれども、予算を上げさせていただいたという経過でございます。  以上です。 129 山本信幸委員 今のお話を聞くと、このエレベーターが県のほうから決まってきて、今、流れとして明確になってきたというふうに聞こえます。市のほうは、いろいろなものを要望したけれども、県との協議の中では、それは現実化していかなかった。けれども、県のほうが、こういう仮設エレベーターをJRと決めたら、急にそれが現実化したという話に聞こえます。  やはりもっと私は、そこの部分については、ここ自体がそもそも交通バリアフリー法の改正の中で対象の駅だということは明確であるわけですから、その分については、県が変わってきたからなってきたというよりも、もっと強くやはりやるべきだと思いますよ。  その暫定期間においてももっと強くやって、先ほど介護の施設で、人力で運ぶというものではなくて、しっかりとハード面で対応はできないかというのを、もっと市の単独も幾らか出してでもやるような考え方を持っていくべきだと私は思います。その分については、やはりその辺が、何のために交通バリアフリー法の改正がなされて、市のほうも計画をつくってやっていったのか、暫定期間が長い中では、非常におくれたんじゃないかなと思いますけど、その辺はどうですか、部長。 130 吉田都市計画部長 ご指摘のとおり、私どももう少し早くこれは気づくべきだったと反省をしております。  私どもの考え方としては、最終的には、バリアフリー駅になるということで、当然、現状から改善をされるということで頭の中では思い描いていた部分があって、そこまで気がつかなかったというところは本当に申しわけないと思っております。  これにつきましては、とはいえ、そういうご指摘も受けながら何か対策をしないといけないということで、すぐ仮設でもエレベーターというのは設置できないもんですから、何らかしないといけないということで、まずはソフト対策、それをしながら具体的にエレベーターになるのか、昇降機になるのか、簡易な昇降機になるのかということはわかりませんでしたけれども、そういう具体策を県のほうに働きかけて実施をしてもらうということで、今まで動いてきたということでございます。  以上でございます。〔「関連」と言う者あり〕 131 中村照夫委員 いや、気づかなかったとか、いろいろ言われるけれども、そういう問題じゃなくてね、これは浦上駅のバリアフリー化というのは、もう以前から要望がたくさん上がっていたんですよ。  特に、障害者が車椅子で上り線に行くときに、上がらんといかんというので困ると、何とかできないかというのが、そのバリアフリー云々の、3,000名云々というそういうのが出たときからわかっていたんですよ。  だから、原爆病院のほうから入るようになったから、あれを直線で真っすぐ駅舎に入れるように、上り線に入れるようにすればいいじゃないかというのをね、わざわざ階段になっているんだよ、あそこは。だから、それを階段じゃなくて真っすぐ、上り線に入れるようにすればいいじゃないかということで要望も上げていたんですよ。そして、JRとも話はしてもらったと思うんだ。  しかし、今後もね、その面は立体交差ができ上がってもなお、問題は解決しないんですよ、エレベーターができたとしても。だから、向こう側の上り線のほうはね、原爆病院から真っすぐ入れるようにどうしてもしないとね、駅に入るまでが困るんですよ。だから、あの上り線のほうは、その工事のことも考えんといかんと私は思うんだけれども。  今度、やっと立体交差でなって下り線が問題になったから県がやろうということになって、やっと動き出したということなんでね。住民からの要望はもっと早くから上がっていたわけだから、この際、将来的なことも含めて、そういう対応をすべきだと思いますけれども、そこら辺についての考えを出してください。 132 谷口長崎駅周辺整備室長 大変申しわけございませんが、委員会提出資料の第8款第5項第1目のときの資料になりますが、55ページをちょっとお開きいただきませんでしょうか。  55ページに施工工程の断面図を引いております。その一番下段、4)ですけれども、現在こういった動線ということで、仮跨線橋を上りまして上り線、下り線のほうに行っているという状況です。  仮の下り線の右側までは、跨線橋が残っておりますが、今後、この跨線橋を撤去して、その仮下り線の右側の空間、こちらのほうに高架の工事を進めていくということで、工事期間中につきましては、その右手のほうが、いわゆる原爆病院とは一致しているエリアにはなりますけれども、仮のホームと、その原爆病院との間で高架工事が進められているということで、工事期間中に、原爆病院のほうから仮ホームのほうに行くというのはなかなか難しいんではなかろうかと考えております。〔発言する者あり〕 133 中村照夫委員 要するにさ、駅舎がね、国道のほうにしかないから、こうなっているんでね、その出口を2つつくればいいんですよ。原爆病院からも駅に入れるようにすればいいんですよ。そして、フラットで入れるようにすれば、問題はないんですよ。そこなんですよ。今、ないでしょうが、こっちから入れるように、そこが問題だと言ってるんですよ。 134 谷口長崎駅周辺整備室長 工事期間中につきましては難しいかと思うんですけれども、最終的に、高架駅として開業するというときには、今、JR九州から聞いておりますのは、国道側のほうに出口ができると聞いておりますので、委員がおっしゃったように原爆病院のほうからの出口といいますか、高架下を通って連絡通路といいますか、24時間通れる通路はできるわけなんですけれども、直にこう原爆病院方面に出れないかどうか、その辺は一応、今後協議をさせていただきたいと思っております。  以上です。 135 中村照夫委員 ぜひ協議をしてね、大きな問題だから、片方しかないから、こういう問題になっているんでね、将来的にもここは利用者も多いわけだから。そうすると、原爆病院のほうに出たい人もたくさんいるわけだからね、ぜひここら辺はスムーズに行くように、将来的なことも含めて検討をしとってください。 136 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時23分=           =再開 午後2時36分= 137 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木部所管部分の審査に入ります。  なお、冒頭、「新日見トンネルの4車線化について」理事者から報告したい旨の申し出があっておりますので、ご了承ください。  理事者の説明を求めます。 138 本田土木部長 審議中の貴重な時間を割いていただきまして、ありがとうございます。  国道34号日見バイパスのうち、唯一暫定2車線で残されておりました新日見トンネルの4車線化について動きがありましたので、ご報告をさせていただきます。  昨日、国土交通省から、新日見トンネルについて、平成28年度予算に向けた新規事業候補箇所に選定し、事業化のための評価手続に着手する旨の発表がございました。このことは完全4車線化に向けて大きく前進したものと考えております。  市議会の皆様には、これまで要望活動や整備促進大会など力強い後押しをいただき、まことにありがとうございました。今後とも、新日見トンネルが平成28年度に新規事業化され、一日も早く完全4車線化が図られますよう頑張って取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  報告は以上でございます。  引き続きまして、第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は258ページから269ページまででございます。  まず、258ページをごらんください。  258ページ、第1目都市計画総務費でございますが、予算額17億5,959万8,000円のうち、土木部所管分につきましては、A3の表の21行目に記載しております4,850万5,000円で、前年度に対し1,470万7,000円の減となっております。これは、築町二輪車等駐車場の整備事業費が減になったことなどによるものでございます。  内容といたしましては、259ページの説明欄に記載しております3.都市計画推進費の8.(仮称)大村湾横断浮橋架橋検討調査費、4.都市交通対策費の1.都市交通審議会費、2.幹線道路整備推進費、261ページの説明欄の一番上の7.二輪車等駐車場維持管理費、中ほどの8.繰出金、1.駐車場事業特別会計繰出金と9.事務費、1.都市計画総務費事務費のうち167万1,000円でございます。  このうち、259ページの説明欄に記載しております4.都市交通対策費の2.幹線道路整備推進費につきましては、国道34号日見バイパスや九州横断自動車道の4車線化に向けた要望活動や、地理情報システムを活用し、道路情報、都市計画情報、防災情報などの地理情報をデータベース化する土木計画支援システムの構築などを行うものでございます。  次に、264ページをお願いいたします。  第3目街路事業費でございますが、予算額8億6,660万円のうち、土木部所管分につきましては、A3の表の22行目に記載しております5億1,760万円で、前年度に対し1億660万円の増となっております。これは、銅座町松が枝町線(銅座工区)の事業費が増になったことなどによるものでございます。  内容につきましては、265ページの説明欄に記載しております1.【補助】都市計画街路整備事業費と2.【単独】都市計画街路整備事業費のうち、都市計画部が所管します長崎駅中央通り線以外の路線でございます。  次に、264ページの一番下、第5目都市下水路費でございますが、予算額は3,400万円で、前年度に対し2,006万1,000円の増となっております。  内容につきましては、265ページの説明欄に記載しております1.都市下水路費、1.都市下水路維持管理費と2.【単独】都市下水路整備事業費、1.大浦都市下水路ほかでございます。  次に、268ページ、269ページをお開きください。  第7目県施行事業費負担金でございますが、予算額11億9,570万円のうち、土木部所管分につきましては、A3の表の24行目に記載しております8,620万円で、前年度に対して942万4,000円の減となっております。  内容といたしましては、269ページの説明欄に記載しております1.都市計画費負担金、1.社会資本整備総合交付金事業費10億9,200万円のうち4,200万円、2.街路事業費3,200万円の全額、3.旧地方特定道路整備事業費6,220万円のうち1,220万円でございます。  主な事業の内容につきましては土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 139 松浦土木企画課長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木企画課所管分についてご説明いたします。  土木部提出の委員会資料の143ページをお開きください。  (仮称)大村湾横断浮橋架橋検討調査費、当初予算額300万円でございます。  1の概要でございますが、(仮称)大村湾横断浮橋架橋による長崎市を初めとした大村湾沿線自治体間の道路ネットワークの強化や交流促進、地域活性化への効果等について調査研究を行うものです。  2の事業内容でございますが、浮橋架橋による経済波及効果や課題等を分析することを目的とした調査業務を実施することとしています。  3の財源内訳は記載のとおりです。  144ページをお開きください。  検討位置図を記載しております。検討ルートとしましては、大村市から長崎空港を経由し、琴海地区の尾戸半島を通るルートを基本とし、長崎県において平成5年度に検討されたルート案なども含め、3ルート程度を検討することとしています。  続きまして、第7目県施行事業費負担金についてご説明いたします。  145ページをごらんください。  都市計画費のうち、土木部所管の県施行事業につきましては、国庫補助事業については10%を市が負担し、県単独事業については、事業区分に応じて20%または50%を市が負担するものでございます。市の負担額は、社会資本整備総合交付金事業費としまして4,200万円、街路事業費としまして3,200万円、旧地方特定道路整備事業費としまして1,220万円を計上しており、合計は8,620万円でございます。  145ページの中ほどの表には路線ごとの財源内訳を記載しており、左端から図面番号、路線名、全体事業費、負担割合に応じた国費、県費、市費及び市費の内訳となっております。表の上段には社会資本整備総合交付金事業を、その下に街路事業、その下に旧地方特定道路整備事業を記載しております。  146ページをお開きください。  事業箇所の箇所図でございます。この箇所図につきましては、今から説明いたします都市計画費の事業名、路線名を黄色のラベルであらわしました15番から18番の事業になります。  それでは、路線名についた番号順に概要を説明いたします。  147ページをごらんください。  まず、社会資本整備総合交付金事業でございます。上段15番、滑石町線の大神宮工区は、大神宮交差点を挟みまして、滑石中学校付近から北陽小学校付近までの約850メートルの区間で、河川のつけかえや建物調査、用地補償などが予定されております。なお、当該工区の完成予定は平成31年度でございます。  次に、街路事業でございます。下段16番、浦上川線の北伸計画につきましては、用地調査や都市計画資料作成が予定されております。  次に、148ページをお開きください。  旧地方特定道路整備事業でございます。上段17番の滑石町線の大神宮工区は、国庫補助事業以外の県単独事業による設計、補償が予定されております。なお、当該工区の完成予定は平成31年度でございます。  下段の18番、浦上川線の元船町にかかる新みなと橋におきましては、中央分離帯の復旧工事が予定されております。当該区間の完成予定は平成28年度でございます。  私からの説明は以上でございます。 140 桐谷道路建設課長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の道路建設課所管分についてご説明いたします。  委員会資料149ページから164ページでございます。  それでは、149ページをお開きください。  【補助】都市計画街路整備事業費の社会資本整備総合交付金でございます。  各路線の予算額につきましては、表に記載しているとおりで、新地町稲田町線ほか4路線の合計額は3億8,800万円でございます。  1の概要でございますが、国庫補助事業を活用し、良好な道路ネットワークの形成を図るなど、都市計画道路の整備を行うものでございます。  2の事業内容につきましては、各路線の平成28年度の事業内容、全体計画及び事業期間について、また、151ページには財源内訳を記載しておりますので、ご参照ください。  なお、詳細につきましては、各路線の位置図で説明させていただきますので、152ページをお開きください。  新地町稲田町線は、湊公園から稲田町を結ぶ道路として事業を進めております。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で用地取得、工事、建物調査等を予定しており、予算額は1億300万円でございます。  なお、本路線は、単独事業である地方道路等整備事業費1,385万円と合わせて、1億1,685万円の事業費でございます。  153ページをごらんください。  道の尾駅前線は、国道206号とJR道ノ尾駅を結ぶ道路として事業を進めております。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で用地取得、補償を予定しており、予算額は4,650万円でございます。  なお、本路線は、単独事業である地方道路等整備事業費4,000万円と合わせて、8,650万円の事業費でございます。
     154ページをお開きください。  大黒町恵美須町線は、旭大橋東口交差点から長崎中央郵便局横に通じる道路として事業を進めております。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で建物調査、用地測量を予定しており、予算額は2,100万円でございます。  なお、本路線は、単独事業である地方道路等整備事業費600万円と合わせて、2,700万円の事業費でございます。  155ページをごらんください。  銅座町松が枝町線(銅座工区)でございます。  本路線は、銅座川プロムナードの主要事業であり、交通環境の改善、防災機能の向上を図り、水と緑に親しむ都市空間を創出し、にぎわいのあるまちづくりの事業を進めるものでございます。  なお、事業といたしましては、湊公園から銅座市場を結ぶ延長420メートル、幅員15メートル区間を都市計画道路銅座町松が枝町線(銅座工区)として平成27年度より事業に着手し、平成36年度完成を目標に事業を進めております。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で用地取得、建物調査、工事を予定しており、予算額は2億700万円でございます。  なお、本路線は、単独事業である地方道路等整備事業費500万円と合わせ、2億1,200万円の事業費でございます。  156ページをお開きください。  片淵線(新大工工区)でございます。  本路線は、国道34号新大工交差点から片淵2丁目までの区間であり、国道34号出口付近については道路幅員が狭く交通混雑を招いているため、安全な歩行空間を確保し、地区内の回遊性を高めるとともに、車両の安全で円滑な通行を確保するため、事業を進めているものでございます。  なお、事業といたしましては、延長270メートル、幅員8メートルの区間を都市計画道路片淵線(新大工工区)として平成28年度から事業に着手し、平成33年度完成を目標に事業を進めていく予定でおります。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で建物調査を予定しており、予算額は1,050万円でございます。  なお、本路線は、単独事業である地方道路等整備事業費100万円と合わせて、1,150万円の事業費でございます。  続きまして、157ページをごらんください。  【単独】都市計画街路整備事業費の地方道路等整備事業費についてご説明いたします。予算額1億2,760万円でございます。  1の概要でございますが、都市計画道路を整備することにより、交通環境などの向上を図るものでございます。  2の事業内容につきましては、各路線の平成28年度の事業内容、全体計画及び事業期間について、また、159ページには財源内訳を記載しております。  詳細につきましては、各路線の位置図で説明させていただきますが、新地町稲田町線、道の尾駅前線、大黒町恵美須町線、銅座町松が枝町線(銅座工区)、片淵線(新大工工区)につきましては、先ほど補助事業のところで説明いたしましたので、ここでは省略させていただきます。  160ページをお開きください。  常盤町大浦元町線は、川上町から大浦中学校を結ぶ道路として事業を進めております。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で測量設計、工事を予定しており、予算額は2,750万円でございます。  161ページをごらんください。  片淵線(経済裏工区)は、片淵2丁目から長崎大学経済学部裏北門を結ぶ道路として事業を進めております。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で工事及び工作物調査を予定しており、予算額は950万円でございます。  162ページをお開きください。  銅座町松が枝町線(大浦工区)は、大浦町と新地町を結ぶ道路でございます。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で工事、工作物調査を予定しており、予算額は815万円でございます。  163ページをごらんください。  小ヶ倉蛍茶屋線(白木工区)は、白木市場付近から矢の平1丁目を結ぶ道路として、平成28年度の完成を目指し、法的手続等を進めております。  平成28年度の事業といたしましては、赤色の箇所で工事を予定しており、予算額は1,660万円でございます。  また、164ページには道路建設課所管分の街路事業の進捗状況を記載しておりますので、ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 141 森尾土木維持課長 土木部委員会提出資料165ページをお開きください。  第8款土木費第5項都市計画費のうち、第5目都市下水路費、【単独】都市下水路整備事業費、大浦都市下水路ほか、予算額3,000万円でございます。  これは、都市の雨水排水機能を向上させ、災害を未然に防止するため、都市下水路を整備するものでございます。  2.事業内容、3.財源内訳は記載のとおりでございます。  166ページから167ページには位置図を掲載しおります。  まず、166ページの上の大浦都市下水路については、大浦天主堂下電停付近におきまして、一部護岸が老朽化していることから、補強を行うものでございます。  下段の下の川都市下水路については、浦上天主堂横の天主公園付近におきまして、都市下水路内の環境改善を図るため、低水路を整備するものです。  167ページをごらんください。  岩原都市下水路につきましては、暗渠上の建物について、建物営業調査、移転補償を行うものです。  説明は以上でございます。 142 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 143 佐藤正洋委員 一、二点お尋ねしたいと思います。  初めに、資料の143ページの(仮称)大村湾横断浮橋架橋検討調査費の件ですけれども、先ほど説明があったとおり、これは県のほうでもう既に平成10年だったですか、調査の結果が報告されておりまして、その中にこういったルートが出ておるということですから、県のほうとよく打ち合わせをしていただきたいと思うんですね。二重になる必要もないわけですから、地形とか、そういったものについては全て結果が出ておったようですので、県のほうも、知事のほうも、市から話があれば一緒に協議をするというようなコメントが出ておりますので、ぜひ県のほうの今までの結果を踏まえて、経過も踏まえて、一緒にやっていただきたいと思います。  それともう1つは、大学の教授とか、それから、これはメガフロートですから、三菱重工関係が一番詳しいんでしょうけど、そういった事業所等との関連もありますので、そういった大学とか関係機関とも十分打ち合わせをして調査を進めてもらいたいと思いますけど、まだそういったところとは何も進んでいないですね。 144 松浦土木企画課長 県のほうの調査の件につきましては、県の道路建設課でやられたということで、一度お話はさせていただいております。  それから、それ以外の三菱重工、それから、大学の教授ですけれども、大学のほうは、佐藤委員からもちょっとご紹介がありました総科大の教授のほうに一度連絡はとっておりますが、今ちょっと年度末でお忙しいということで、議会が終了した後に接触をしてお話をさせていただこうかなと思っております。  以上でございます。 145 佐藤正洋委員 そういうことで、それから、さっき言うたように、県のほうとも十分連絡をとっていただきたいと重ねてお願いをしておきたいと思います。県と行き違えばこういうことは進まないわけですから、よく市のほうは、土木部のほうはそういうことはないんでしょうけど、なかなか県と市はうまい具合いきよらんというのが通説ですから、ぜひ十分連携をとってやっていただきたいなと思います。  それから、このことは、名前はこういうふうに大村湾横断となっておるんですけど、先ほど説明があったとおり、合併のときの計画演述書の中に国道206号から尾戸への架橋というものも載っておるわけですから、それともうこれは関連しておるわけですね。144ページの地図を見ればわかるとおり、左の点々のところが演述書に載っておるところの計画ですので、それからずっと尾戸に渡って、それから、空港経由で大村というのが大村湾横断架橋と、こういうことになっておるもんですから、ぜひそこら辺も加味していただいて、調査をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 146 武次良治委員 すみません、参考に教えてください。  予算書の261ページ、二輪車等駐車場維持管理費というのが2,300万円ほど計上されておるんですが、どのような経費なのか、ちょっとイメージがわかないもんですから。この2,300万円の内訳。それと、二輪車等の駐車場が何カ所程度あって、どの程度のスペースがあるのか、参考に教えてください。 147 松浦土木企画課長 二輪車等駐車場維持管理費2,300万円なんですけれども、1,700万円ぐらいが管理委託料になります。これは日常管理で、各駐輪場がございまして、そこは有料、無料を合わせて21カ所ございますけれども、そちらの駐輪場を1日に1回もしくは2回回りまして、あと有料の部分は料金をずっと集めて回らないといけませんので、そういった料金の取り扱い、それから、有料の場合は、鍵をかけずにそのままとめられたりしている場合もありますので、一旦そういったところはきちんと鍵をかけ直していくとか、そういった作業がございます。そういう作業を民間委託する費用ということで計上させていただいております。  箇所数は、先ほどちょっと申し上げましたとおり、二輪車の駐輪場ですけれども、21カ所、全体で981台ございます。  以上でございます。 148 武次良治委員 ありがとうございます。  今、有料の話も出ましたけれども、実はそれもお伺いしたかったんですよね。収入はどの程度あっているのかですね。  それで、21カ所が大体どの辺に配置されているのか、ざっとでいいんですが、お願いします。 149 松浦土木企画課長 二輪車の収入でございますけれども、収支でいきますと、平成26年度で570万円の黒字になっていまして、トータルで2,600万円ぐらいの収入になっています。  それから、位置図は、大体中心部周辺といいますか、中心市街地周辺に有料化された駐輪場がございまして、駅のほうから県庁周辺、それから浜町の周辺、こういったところを中心に有料の駐輪場を配置しております。  一応配置図等はございますけれども、もしよろしければ、後で資料として提出させていただきます。  以上でございます。 150 武次良治委員 もう最後にします。  二輪車の駐輪場の話ですけれども、私も中心部におられるバイク屋さんから、非常にやっぱり不足しているんだというようなことでお聞きしたことがあるんです。ですから、またどこもかしこもとめられてもやっぱり困るし、要所要所に、特に観光地であったり、通勤専用というのもいかがなもんかなとは思うんですが、やはりちょっと出かけたときにとめられるような、長崎の場合はバイクの利用者というのは多いと思うんです。佐賀とか、よそに行けば、今度は同じ二輪車でもほとんど自転車のほうですけれども、どこへ行っても、駅に行っても自転車用はどこでもきれいに整備されていますよね。ところが、このバイクになったらなかなか見かけないといいますか、あったとしても、ほかの乗用車なんかの駐車場の片隅にちょこんとあったりとかというようなことで、市営といいますかね、長崎市が設置している駐輪場というのは余り見かける機会がないもんだから、ちょっと質問させていただきました。その辺については、今後とも積極的に確保をしていただくようにお願いしたいなと思います。  以上です。 151 中村照夫委員 154ページの大黒町恵美須町線ですけどね、これは大事な道路拡幅ですけれども、中央郵便局が移転しないことには始まらんわけですよね。郵便局というのは、やっぱり普通の個人の家とか建物が移転するということとわけが違うので、どっか行ってくださいと、長崎市が持っているのはこういうのがありますから、その中からよかったらどうぞというような形ではいつまでたっても進まんのですよね。ましてや、決めるのは本社ですからね。長崎市におけるまちづくりの中での郵便局の役割という立場でね、郵便局がどういう形のものがどういう位置にあればいいのかというのを市民的立場でやっぱり提案をしながら、こういうのはどうでしょうかというのをもっと積極的に提示しないと、そちらで考えてくださいと言っとっても、いつまでも工事は完成しませんよ。  そういった意味では、駅の裏にありますから、西部ガスのタンクの脇にという話もありました。タンクが危ないから嫌だという話もあって頓挫して、それっきりになっているんですけれども、そういう意味で、もう少しまち全体の商業的な経済活動の中でわかっている視点で提案をしてほしいと思うんですよ。そういう意味では、経済局長がどういう立場なのかよくわからんけれども、幸町の三菱重工の跡地については、県も市も含めて、長崎市のまちづくりをどうするかという視点で、そこも考えていこうというところになっているわけですから、そういうことも含めて、まちづくりの視点でもっと取り上げないと、せっかくこれだけ予算もつけたところで、問題は中央郵便局が動かんことには何の工事も一歩も進まんわけ。計画年度も決めても、そのようには簡単にはいかんわけですから、そういう面で、もっと経済的な立場も含めて考えてもらいたいと思うけれども、何か考え方があったら。 152 桐谷道路建設課長 今、委員が言われたように、郵便局が工事のキーポイントになろうかと思っております。現在、郵便局とはどういう場所がよろしいですかとか、意向も確認しております。大体今の場所から2キロメートル圏内から1キロメートル間のぐらいの場所をどこか提供できませんかと言われていますので、その話の中で、お互いこういうところがありますけどとか、いろいろ情報交換をしている状況でございますので、おっしゃるように、ここを急がないとほかの事業は進まないというのはわかっておりますので、ここを頑張ってから、今後とも郵便局と協議しながら進めていきたいと思っています。  以上でございます。 153 中村照夫委員 だから、2キロメートルの範囲ということだけでは話にならんわけですよ。2キロメートルの範囲ならどこでもいいですよということならそれで進むんだけれども、そうはいかんわけ、郵便局という関係上ね。そういう意味では、結局、中央郵便局と北郵便局とあって、提示の内容によっては合併ということも考えることも向こうもできるわけだから、そういうこと、いわゆるまちづくりの視点がないと、2キロメートルの範囲で自分たちが提示できるところだけ提示して、あと考えてもらおうということではいつまでたっても進みませんから、そういうことをぜひ頭に入れて対応していただくように、要望でいいです。 154 大石史生委員 先ほど佐藤委員が言いました143ページの(仮称)大村湾横断浮橋架橋検討調査費ですね。これは議員連盟が去年できたりしながらこうなっていると思うんですけれども、先ほど県との話は一度していると。それから、大学側とか関係者と話をしようとしているという話がありましたけれども、これは地元の人たちにはこういう調査費を立ち上げましたけどという形での説明とか、そういったものはないんですか。 155 松浦土木企画課長 直接地元の方に説明をしたということはまだございませんが、平成27年に大村湾横断浮橋研修会というのを、これ多分、佐藤委員も出られていると思うんですけれども、そういった研修会をなされています。  それから、陳情が平成27年12月8日になされているんですが、このときには琴海地区の連合自治会の方から陳情を受けておりますので、地元のほうとしても一定そういった理解をされていると理解しております。  以上でございます。 156 大石史生委員 先ほどの東長崎の問題だとかというのもやっぱりありますので、そこら辺の説明は、一応こういう形で調査費をしましたというところからスタートしていかないと、先にありきで進んでいくと、またいろんな問題が出てくると思います。  それから、あと、今、大型事業がどんどん進んでいく中で、これ幾らかかるのかというのもこれから先の調査の中で明らかにされてくるんでしょうけれども、そういった見通しというのはどうなっているのかなと。 157 松浦土木企画課長 今度の調査の中で概算事業費等々もできれば、これは大まかな事業費になるんですけれども、そういったところも出していこうかなと思っております。  その中で、今やっている道路事業の中に、そういったところがどういうふうに組み込まれていくかといったところも含めて検討させていただきたいと思いますが、現時点で事業費がどれぐらいかかるかとかいったところまで出せておりませんので、調査を見た上で、今後の計画についてはまた検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 158 大石史生委員 これは調査費の段階なので、反対をしますよとか、そういうことを言っているわけじゃ今ないんですけれども、例えば、事例で出されているこの橋2つ、国内事例と海外事例ありますよね。こういった部分に関しての金額だとか、そういった部分というのはもう調査されているところはないんでしょうか。載せているから、ある程度出るのかなとは思ったんですけれども。 159 松浦土木企画課長 すみません。写真は一応掲載させていただいているんですが、ちょっと事業費までははっきりとつかんでいるわけではございません。特に今載せている写真の部分というのは規模が全く違いますので、今回、大村湾の浮橋で検討しようとしている部分は幅員とかが、かなりもっと小さいもので、これはかなり大きな橋の事例でございまして、仮に事業費がわかったとしても、余り参考にならないかと思います。そういう意味で、新たに概算事業費をできる範囲で出していこうと。それとあわせて、経済波及効果等もやっていこうというのが今回の調査でございますので、それが出た段階で、その先の話を検討していこうと考えております。  以上でございます。 160 大石史生委員 この調査費というか、この計画をめぐっては多分いろんな意見があると思います。そういったのを十分に聞きながら、まず、こういう調査費を立ち上げましたよというところからでも、地元の人たちに知らせていくというのをちょっと最大限やっていただいて、そこの意向も大事にしていただきたいと思います。  以上です。 161 山本信幸委員 ちょっとお聞きします。  先ほどの関連で、143ページ、(仮称)大村湾横断浮橋架橋検討調査費ですけれども、これは遅いと思っています。ここはもっと進めていかないと、浮橋架橋の部分で、これは新たな技術だと思うんですよ。私も、やはり女神大橋と渡海橋を見た中で、基礎工事に多額の予算と埋め立てをやった場合の漁業への影響というのを考えると、新たな形でこれはできるし、こういうことはどんどん検討していただいて、先に進めるような形も出てこないとまた検討ができないわけですから、その辺をしっかりとこれはやっていただきたいなと思っております。  また、県との協議もこれ当然、出てくるわけですから、早く資料が出てこないと県との協議もできないというような話もありますから、これしっかりやっていただきたいなと思っております。  同じ県との協議で申しますと、145ページ、これで県施行分の負担金で浦上川線がございますが、これもようやく北伸の分が出てきたかなと思っております。これは非常に地域の住民としては待ち望んでいる北伸がようやく見えてきたのかな。  その上で、ちょっと内容を確認させてほしいんですが、この147ページの下のほうに都市計画資料作成と書いてあります。この都市計画資料作成というのは、基本設計みたいなやつをつくって、都市計画決定するための資料をつくっていくんだという意味なのか、それとも、単に協議用の資料をつくるというような意味なのか、教えていただけますか。 162 松浦土木企画課長 この147ページにお示しをしておりますけれども、用地調査と都市計画資料作成と書いております。これは、まだ県のほうとしては街路事業でこれをやりたいということで今考えられておるんですけれども、国のほうとやっぱり相談をしながらやっていかないといけないということで、その都市計画決定といいますか、それをするためには、その事前の協議資料という形、直接決定につながるというわけではないんですが、国との協議をするための資料ということで私たちのほうは承っております。  以上でございます。 163 山本信幸委員 それならば、これはまだまだ都市計画決定のために資料が出てこないということですから、これも本当に地元が待ち望んでおる事業ですよ。こういうのはどんどん国にも要望していくためにも、事業を進めるように話をしていただきたい。県負担金についても、当然、負担するよという話で、いろんな面で国のほうに押していただきたいなと思います。  次、149ページの街路事業費です。これでちょっと道の尾駅前線の件でお伺いしますが、これ153ページの図面を見たときに、非常に複雑な、国道206号との交差点部分にぶつかってくるなというのがちょっと見られます。交差点協議、また国道にぶつかるので、国道の工事等が非常に今後出てくるんじゃないかと懸念するんですが、その辺はどういうふうになっているんですかね。 164 桐谷道路建設課長 この交差点協議については、建設等とは県も含めて事前協議はしておるんですけど、やっぱりこの交差点がちょっと複雑な交差点になっておるもんですから、県の協力なくしてはなかなか整備できないような形になっていますので、今、協議は進めていますけど、まだ最終的な段階に至っておりませんので、ここは協議結果を見ながら、事業の進捗を図っていきたいと考えています。  以上です。 165 山本信幸委員 それならば、ぜひ早目にしてください。事業は進んでいるじゃないですか。事業は進んでいるのにまだ協議て、おかしな話ですよ。もうその辺はちゃんと進めていただいて、県の交差点なんかやるべきですよ、こういうのはですね。その辺を含めてやっていただければと思います。
     次に、156ページの片淵線の新大工工区のこれも図面での話なんですが、これも国道34号の交差点部がございます。これも実は中島川から出てくる道路がぶつかっているんですが、これについても実は出てくる車両、道路幅は小さくて、交差点は形状的には小さいんですけれども、それでもやはり出てきて、いびつな交差点形状になっております。また、これも今回、こういうふうに広げるということであれば、当然、交通量もふえてくることですので、その辺のやはり交差点としての協議をしっかり今後やっていくと思いますので、その中で、これはしっかり進めていただきたいと思いますけど、その辺どうですか。 166 桐谷道路建設課長 今やっぱり道路を取りつける場合、交差点協議というのは重要な形になってきますので、今後、この事業の中で交差点協議を早目に行っていきたいと思います。  あともう1つ、国道34号のバリアフリー化もございます。その辺もあわせて協議していきたいと思っています。  以上です。 167 山本信幸委員 ぜひこれを進めていただきたいと思います。電車の通りもありますし、実はここで右折車両が渋滞するという問題もあります。その分を含めて、国道34号の形状自体をどうするのかというのが出てきますから、しっかりこれを協議していただいて、複雑になってくると思いますので、処理をしていただければと思います。  あと確認の上で、資料の163ページなんですが、小ヶ倉蛍茶屋線の白木工区、これは今回いびつに白木工区で戻ってきた形で場所が上がっておりますが、これ全体終わったところで、突然白木工区の入り口部分が出ておりますけれども、これは地権者とか何か、その協議が調った上での工事が始まるという理解なんですかね。 168 桐谷道路建設課長 これも今、図面で163ページの赤で塗っている場所については、1件だけ地権者が残られております。やっぱり一部道路が狭くなっている関係で、地元から早く工事を最終的にしてくださいという形がございます。そういう中で、市役所としては、収用の作業を行って、収用手続はもう既に済んでおります。本来なら代執行を平成28年1月後半あたりから考えていたんですけど、ここの権利者の方がちょっとお亡くなりになられたという形で、手続を再度行っている関係で、作業については5月ぐらいまでに手続上は延びるんじゃないかと思っていますけど、それが完了次第、工事を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 169 山本信幸委員 ようやく完了したというようなことですね。ぜひ進めていただければと思います。  以上です。 170 佐藤正洋委員 先ほど大村湾の横断浮橋のことでいろいろ大石委員からも意見をいただいておるんですけど、もう少し状況を私から申し上げたいと思いますけど、先ほど説明があったとおり、昨年、陳情書を出しております。琴海地区の連合自治会長、それから、農協、漁協、商工会、それから、外海地区の連合自治会長、漁協、農協、そういった関係ですね。それから、西海市議会でも議員連盟がもう2年前に立ち上がっております。西海市ともとの琴海町、外海町が西彼杵半島になっておるわけですので、西彼杵半島は全部そういうことで理解を深めていただいておるということでございます。なお、大村市議会も議員連盟を立ち上げるということで聞いております。  それから、技術的なことは日本にはこれまだ確立されておらんと、実績がないと。大阪に少し短いのがあるということでここに載っておりますけど、アメリカのワシントン州にあると。ワシントン湖に3本かかっておる。もう1つは海峡にかかっておるということで、今、ワシントン湖にかかっておる橋のかけかえ工事があっておると。50年以上たったので、かけかえをしておるということで、これ片側3車線、それで、真ん中に列車を通そうというようなことでワシントン州の交通局がやっておるわけですけれども、もうでき上がって、4月1日にはグランドオープンをしますというようなことでワシントン州の知事のほうからも話が来ておると、こういう状況でございますので、お知らせしておきたいと思います。 171 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時27分=           =再開 午後3時29分= 172 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費のうち、建築部所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 173 池田建築部長 第8款土木費第6項住宅費についてご説明いたします。  予算に関する説明書は268ページから271ページでございます。  268ページの中ほど、右の欄に記載しております予算総額17億6,923万6,000円のうち、建築部所管分は、追加資料の69行目に記載しております16億2,118万2,000円でございます。  まず、第1目住宅管理費でございますが、予算に関する説明書の268ページ、予算額12億333万6,000円のうち、建築部所管は、追加資料の67行目に記載のとおり10億5,528万2,000円で、前年度当初予算に対しまして1億3,894万6,000円の増となっております。これは、平成27年度は2月補正予算として計上いたしました、ながさき住みよ家リフォーム補助金を当初予算として計上したことが主な理由でございます。  次に、第2目住宅建設費につきましてご説明いたします。  追加資料68行目に記載のとおり、予算額は5億6,590万円で、前年度当初予算に対しまして4,990万円の増となっております。  これは、大園団地と本河内団地の建設事業費の増が主なものでございます。  また、あわせて債務負担行為の設定を行うものがございます。  恐れ入りますが、予算に関する説明書の340ページ、341ページをお開きいただきたいと思います。  下から4段目に記載しております塩町団地公営住宅建設事業につきましては、平成29年度に6億9,100万円を設定するものでございます。  また、下から3段目に記載しております本河内団地公営住宅建設事業につきまして、平成28年度から平成30年度までの合計設定額9億6,820万円でございます。  引き続きまして、建築部提出の委員会資料に基づきまして、住宅課長よりご説明させていただきます。  私からは以上でございます。 174 山口住宅課長 それでは、建築部提出資料に基づきご説明させていただきます。  建築部提出の資料の25ページをお開きください。  市営住宅管理費、維持補修費1億6,830万1,000円でございます。  1の事業概要でございますが、市営住宅の修繕、設備の保守、居住環境の維持を行うもので、指定管理者が行う旧長崎市内の修繕等の一部経費を除いたものでございます。  2の事業費内訳につきましては表に記載のとおりでございますが、空き家修繕、諸設備の保守点検、修繕工事などを計上しております。  資料26ページをお開きください。  3の地区別事業費内訳、4の財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  次に、資料27ページをごらんください。  市営住宅管理費、指定管理費3億4,753万8,000円でございます。  1の事業概要でございますが、旧長崎市内53団地7,475戸について、指定管理者2者へ諸修繕及び維持管理等の業務を委託するものでございます。  2には指定管理者の名称を記載しておりますが、この2者が平成27年度より5年間、指定管理者として市営住宅の管理に当たっております。  3の事業費内訳でございますが、精算しない経費と精算する経費の大きく2つに分けており、表の最下段に記載しておりますとおり、それぞれの合計額は、A地区1億1,589万4,000円、B地区2億3,164万4,000円でございます。  4の財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  次に、資料の28ページをお開きください。  市営住宅管理費、管理事務費4,906万4,000円でございます。  1の事業概要は記載のとおり、市営住宅の管理全般に係る事務費でございます。  2の事業費内訳でございますが、人件費と事務費に分け、表にしております。内容についてはご参照ください。  3の地区別事業費内訳、4の財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  資料29ページをごらんください。  市営住宅除却費、宮崎団地250万円でございます。  1の事業概要でございますが、耐用年数を経過し、老朽化した市営住宅について、防犯及び衛生上の面から、計画的に除却を行うものでございます。  この宮崎団地は、さきの市営住宅条例改正の議案でご説明させていただきました内容と同じでございますが、旧三和町に昭和40年4月に建築されました市営住宅で、築40年以上を経過しており、入居者が退去したことにより、空き住戸となり老朽化が著しいため、除却しようとするものでございます。  2の除却する市営住宅の概要、3の事業費内訳、4の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  次の30ページに位置図を掲載しておりますので、ご参照ください。  資料31ページをごらんください。  住宅リフォーム緊急支援費、ながさき住みよ家リフォーム補助金1億5,313万6,000円でございます。  1の目的でございますが、住宅の質の向上と長寿命化の促進を図るとともに、住宅リフォーム工事の市内施工業者への受注機会をふやし、経済の活性化を図るため、住宅リフォーム工事に要する費用の一部を助成するものでございます。  平成22年度から続けている事業でございますが、今年度と同じ内容で継続して実施する予定でございます。  2の事業概要(1)補助の条件等、(2)の対象工事内容は記載のとおりでございます。  32ページをお開きください。  (3)の助成額といたしましては、対象工事費の10分の1で、上限額を10万円といたしております。(4)の募集期間といたしましては4月1日から12月28日までを予定しております。  3の事業費内訳でございますが、これも今年度と同様、補助金額1億4,000万円を計上しております。  4の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  33ページには、参考といたしまして、平成22年度からの交付決定額などの事業実績表と、受付期間及び受付終了日などを記載した表を添付しておりますので、ご参照ください。  資料の34ページをお開きください。  【補助】既設公営住宅改善事業費、矢上団地ほか2億2,000万円でございます。  2の事業概要でございますが、長期にわたって良質なストックとして維持管理を行うため、各改修工事等を計画的に行うものでございます。  3の事業費内訳の表に、実施する予定の工事内容及び事業費を記載しておりますが、主なものといたしまして、一番上の欄の外壁改修工事でございますが、3団地4棟で9,060万円を計上しております。  また、表の中段に記載しております外灯LED化につきましては、外灯として水銀灯を使用しているものをLED化するための照明器具取りかえ工事でございまして、今年度から実施しているところでございます。  35ページの4の地区別事業費内訳、5の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。また、資料36ページから42ページまでは、工事を行います各団地の位置図を添付しておりますので、ご参照ください。  次に、資料43ページをお開きください。  【補助】公営住宅建設事業費、大園団地は、継続工事で3億7,500万円でございます。  2の事業概要は記載のとおりでございますが、今年度から3期工事として、きく棟68戸の建築主体工事に着手することとしております。  3の第3期工事の建物概要は記載のとおりでございます。  4の事業費内訳は、工事請負費3億6,748万円ほか記載のとおり計上させていただいております。  資料44ページをお開きください。  5の財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  6には、平成27年度に設定いたしました債務負担行為について、限度額と期間について記載しております。  7には、大園団地の第1期工事から公園整備までの全体事業概要を、8には、建て替え前の概要を記載しておりますので、ご参照ください。  また、資料45ページに大園団地の位置図を、46ページに計画図を記載しております。平成28年度は、計画図の中央右側の3期工事きく棟の建築主体工事等に着手する予定としており、図面上部に斜線で記載しております、きく1・2・3棟は、入居者の新築棟への入居後、解体予定となります。  資料47ページをごらんください。  【補助】公営住宅建設事業費、塩町団地は、継続事業で9,050万円でございます。  2の事業概要でございますが、7棟ございます塩町団地のうち、1号棟から3号棟の3棟90戸を、1棟44戸に建て替える計画で、平成28年度から2号棟を解体の上、本体建設工事に着手し、平成29年度の完成を目指し、平成30年度には新築棟に入居後、1・3号棟を解体し、3号棟跡地を駐車場として整備する予定としております。  3の建物概要、4の事業費内訳、資料48ページの5の財源内訳については記載のとおりでございます。  また、6.平成28年度設定債務負担行為には、債務負担行為限度額等を記載しております。  また、資料49ページに位置図を、資料50ページに計画図を記載しております。  資料51ページをごらんください。  【補助】公営住宅建設事業費、本河内団地につきましては、継続事業で予算額1億40万円でございます。  2の事業概要でございますが、昭和39年から昭和41年度建設の鉄筋コンクリート造5階建てA棟からC棟までの3棟90戸を、8階建て1棟60戸に建て替える計画でございます。  なお、この本河内団地は、旧市内の市営住宅の中で、増築等を行っていない団地では最も古い住宅でございます。  平成27年度に実施設計、土質調査等を実施し、平成28年度にC棟解体の上、建て替え工事に着手することとしております。また、あわせて、進入道路が狭小なため、道路離合場所整備などを行い、平成30年度に本体建設工事の完成を目指しております。  3の建物概要は記載のとおりでございます。  現在、管理戸数90戸のうち、40戸居住されていますが、市内中央部付近の市営住宅は少なく、戸数の縮減が必要である中にも、一定の戸数の確保を考え、60戸への建て替えにより、新規募集を20戸程度と考えております。  資料52ページの4の事業費内訳及び5の財源内訳は記載のとおりでございます。  また、6に、平成28年度設定の債務負担行為について、限度額等を記載しております。  資料53ページは位置図でございます。このA、B、C棟3棟のうち、C棟と集会所を先に解体し、C棟が建っていた場所に新築の予定でございます。  資料54ページをお開き下さい。計画図でございます。
     竣工後は、斜線のA、B棟から新築棟へ入居後、A、B棟を解体し、駐車場等の整備を行う計画でございます。  私からの説明は以上でございます。 175 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 176 吉原日出雄委員 1点だけ。ただいま説明を受けました25ページ、委託料にもろもろ記載をされておりますが、この前も申しましたように、洗管の維持、保守点検、それも、今後においては委託料に含むような前向きな検討をぜひしていただきたいということを要望にとどめておきます。 177 梅原和喜委員 47ページの公営住宅建設事業費、塩町団地の件について、まず。  これは6階建てですけど、エレベーターは設置されるんですか。 178 山口住宅課長 エレベーター1基、設置いたします。  以上です。 179 梅原和喜委員 それから、建て替え前は、タイプとしてはワンタイプ、3DKということで、建て替え後は、1DKから車椅子対応まで6種類、一応タイプがありますと。そのあたりを選出されたというのは、皆さんのお声を聞いてからの変更になったんですか。 180 山口住宅課長 タイプにつきましては、戻られる皆様に、まずアンケートをとったのをもとに、あと、新規募集する方々についてはタイプ別に振り分けたというところで決定した次第でございます。  以上でございます。 181 梅原和喜委員 地元の声も十分反映されて建て替えるということです。やっぱり伊王島は、橋がかかって、陸路もあり、海からの利便性もありますので、この住宅建設を機に、ぜひ伊王島の活性化につなげていただきたいと思います。よろしくお願いします。 182 武次良治委員 同じ塩町団地についてなんですが、今回の分を見てみれば、90戸を44戸にすると、建て替えますよということなんですね。それで建物概要の欄を見てみれば90戸のうち入居戸数が30戸ということで、3割3分しかないわけですね。そしたら、ほかの残り、まだほかにも4号棟から7号棟までこの図面を見ればあるわけなんですけど、そこは114戸となりますから、数字上はですね。それの入居率というのはわかりますか。 183 山口住宅課長 塩町アパートの4棟から7棟まで残ってございますけれども、ちょっとお待ちください。 184 向山宗子委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後3時46分=           =再開 午後3時47分= 185 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。 186 山口住宅課長 まことに申しわけありません。4棟から7棟まで114戸ございまして、入居率は93.8%となっております。  以上でございます。 187 武次良治委員 そしたら、この4号棟から7号棟までは93%ということですから、まあいいかと思うんですが、今回計画されておる分が30戸にとどまっておるというのは、なんでこういう低い入居率になっているのか、お願いします。 188 山口住宅課長 先日の補正のとき、ちょっとお話をしたかとは思うんですけれども、もともとここの1棟、2棟といいますのが、シロアリ被害がありまして、合併のときから、入居募集の停止をしておりました。そういうことで、1棟、2棟合わせて、合併したときにはもう10戸を切る、8戸ほどだったと思いますけれども、もうほとんど入居者はおられんような状態で、その中で2棟の方を現在、もう既に1棟と3棟に移っていただいたような状態で30戸、今入居されているというような状態でございます。  以上でございます。 189 武次良治委員 30戸についてはわかりました。  そうした中で、そしたら30戸いますよと。そして新しく1号棟に44戸つくります。この今の状況からして大幅にふやすということになるわけなんですね。大園団地にしても、当初の分、今まであった分よりかも少なく少なくということで流れてきておると思うんですが、逆に言えばここの場合はふやすわけですよね。その辺についての考え方と、そして残り4号棟から7号棟までの今後の計画なんかもしあれば教えてください。 190 山口住宅課長 1棟から3棟までの入居に関していいますと、もともと戸数としては90戸ございまして、今の入居数が30戸。この計画を始めたときが、41戸入居者がおられました。41戸に、もう新規募集というのがほとんど、実際計画期間には多少入居者が減ってこられるような傾向はございますので、新規募集3戸というようなところで44戸を決定した次第でございます。その計画中に、今入居されている方がだんだん減ってこられて30戸。実際、新しく戻り入居される方は、よそに一時退去された方が2戸おりまして、実際31戸が今予定でございます。逆に言えば、戸数とすれば90戸から30戸に削減とされた、戸数だけ言えばそういう結果で、大園も、全体で言えば710戸から440戸へ全体的に減ったということでございます。  あと、4棟から7棟でございますけれども、これ実は、1棟から4棟までが当時の改良住宅として多少古い住宅でございまして、5棟から7棟までは比較的新しい住宅でございます。今後、4棟の入居の状況によって、4棟を廃止するのか、そのまま存続させるのかという判断をしていこうと考えております。その状況で、今から将来的には、この新築棟と、5棟から7棟を残していくというような形で考えております。  以上でございます。 191 大石史生委員 この市営住宅なんですけれども、もろもろ、平成30年度新築棟へ入居とか、いろいろ期間が書いていますよね。これがおくれるということは、もう可能性的にあるのかないのかというのを教えていただきたい。 192 山口住宅課長 内示減の影響で、はっきり言いましておくれたところが塩町団地でございます。ここに書いております、我々としてはあくまでもこういう計画でやっていきたいということで、国にも、もちろん県にも要望をしているところでございますけれども、今後、恐らく影響というのはその内示減ぐらいだとは思いますけれども、あくまでも計画ということで入居者の皆様にはご説明いたしておるところでございます。  以上でございます。 193 大石史生委員 100%ということじゃないとは思うんですけれども、先般申しましたとおり、ここで、要するに国の内示減だったということが地元の人たちに伝わっていなかったとか、そういった問題があって、ここは先ほどもお答えになったように、引っ越しされている方もやっぱりいるので、その辺ちょっと十分考慮していただいて、当たっていただきたいなというのが1つです。  あと1つ、31ページの住みよ家リフォーム補助のことについてお聞きします。  私が初めての議会のときに、この問題に関しては、手続の簡素化という面で、業者の皆さんが苦しんでいらっしゃるということを一応伝えていまして、それに対して検討をするということで、前向きな答弁をいただいたと思うんですが、その部分、大体2週間から3週間ぐらい決定がかかると言っていたんですけれども、その分はどう改善されたのか、お聞きしたいと思います。 194 山口住宅課長 まず、書類の複雑な分というのは、委員がおっしゃられている分の、主に皆様からお声が上がっていたのは、県の住宅性能向上リフォームのことではなかったかと思っております。ながさき住みよ家リフォーム補助金の分につきましては、当然いろいろチェックというのが必要になってきますので、最低限の書類ということで今お出し願っている次第でございまして、住宅性能向上リフォームはかなりいろいろ書類が減ってきて、見積書等も要らないとかいうような改善が3年間でしてきておりますけれども、こちらのほうは、基本的には書類自体は特別減ってはおりません。  申請期間の話でございますけれども、申請期間につきましては、先日から理由としておりまして、暴力団の関係で確認に警察のほうに書類が回るというような、そういうのに時間がかかりますというところを、こちらからかなり要望をいたしまして、その分で大分、そこに1週間ぐらいかかっていたのを数日で終わるというようなことで改善してきたところではございます。  以上でございます。 195 大石史生委員 ありがとうございます。この予算については、この33ページに予算に対しての経済効果が出ていますけれども、こういった形で15倍の効果があるというのは、なかなか補助金としてもないと思いますので、ぜひ継続をと訴えたんですが、それは状況を見ながら勘案していきますという答えだったんですけれども、これに対しては、ぜひこういった事業は進めていただきたいということを要望しておきます。  以上です。 196 山本信幸委員 資料の34ページ、既設公営住宅の改善事業費でもろもろまず出ております。  まず、市営住宅の状況について、これはここに書いてあると、事業概要について、良質な市営住宅のストックとして維持管理を行うということでございます。良質な市営住宅という、壁の壊れ方とか、また、クラックの状況とか、そういうのを非破壊試験とか、そういう調査状況として、全ストックについて調査を行っているものなのでしょうか。 197 山口住宅課長 建物の調査にいたしましては、建築基準法第12条で、民間の建物につきましては、ある一定の建物になりますけれども、調査報告義務がございます。市有建築物となりましたときには、報告までの義務ではなくて調査義務というのが発生しております。そういうことで、避難設備関係、それからそういう外壁、防水等に関しては、建築部分で3年に1回、設備等の部分で1年に1回そういう点検の義務がございまして、体制をとりまして、現在は住宅課で点検関係を行っているところでございます。  以上でございます。 198 山本信幸委員 いやいや、私が今言ったのは、要は市営住宅について、現在どういう状況にあるかというのは、台帳などで管理して、長寿命化の中で生かしていらっしゃると思うから、そういう台帳の中に、現在の状況をストックとして調査して入れているのかと。そうせんと、これ現在壊れたけん修繕しますよというような形になってくるから、そういう調査を台帳化してストックしているんですかということを聞いたんです。 199 山口住宅課長 失礼いたしました。台帳といいますのは、今申しました定期点検の中で、各建物について台帳をつくっております。その台帳の中で、増築、改修等の履歴を書き込みまして、いわばカルテですね、建物についてのカルテというものをつくっております。例えば、外壁であれば15年に1回だとか、防水であれば10年に1回だとか、そういう計画を立てて、改修を行っていけるような体制をとっているところでございます。  以上でございます。 200 山本信幸委員 それでは、その台帳にのっとって整理をされていると思います。  じゃ、その台帳にのっとって整理をされたときに、街灯のLED化とございます。街灯のLED化は非常に重要なことで、道路については、平成28年度までにやり上げるということでございました。学校施設も含めて、多くは進めているところなんですが、この市営住宅の街灯もかなりございますが、これについては、大体、何年度を目安にというのは決めるようにしているんでしょうか。 201 神近設備課長 街灯のLED化、照明のLED化ですけれども、まず、今考えているのは、特に電力を消費する水銀灯を最初にしようということで、それを平成30年度を目標に、今年度から着手をしているところでございます。  以上でございます。 202 山本信幸委員 今年度から、街灯のLED化が始まったということでありました。ぜひ、これも全街灯が台帳に載っていることでしょうから、その分については、水銀灯を始めるにしても、計画的にやっていただきたいと思います。そして、早期にやっていったときに、コストがどのくらいか下がるかと、全体コスト、管理費のコストがですね。そういうことも、資料的にちゃんとつくってから計画をつくっていただきたいと思います。  そして、じゃ、次に行きます。  45ページ、大園団地でございますけれども、今回、建設工事が上がっているところですが、この分でちょっと気になったのが、資料の46ページで、大園団地の計画図がございまして、既存建物、きく棟完成後解体予定ということで書いてあります。網かけの部分でございますけど。この解体後のここの計画、この辺はどういった予定になっているのでしょうか。 203 山口住宅課長 第3期工事の残地ということでございます。きく1棟、2棟、3棟を壊した後はですね、この図面で言いますと、上部に大園公園というのがございます。まず、公園整備、これよりも大きく計画をしているところでございますけれども、公園整備が終わりました後、現在、資産経営室と協議をずっと行っておって、あらゆる可能性というのを検討しているところでございますけれども、今のところは民間売却というような方向で考えているところでございます  以上でございます。 204 山本信幸委員 私もそう思います。何を言いたかったかというと、こういうふうに建設計画をして、高さを高くして余剰地が出た場合、その余剰地を定期借地か売却かによって、民間に売ることで活用していただく。ただ、もう1つお願いしたいのが、実は、住宅を見ると440戸あるんですね。そして近隣にも、市営住宅、また県営住宅を含めてかなりございます。そうすると、1つの拠点となり得るわけなんですね。拠点となったときに、そこに病院、または介護施設、福祉施設、こういうのを誘致、誘導して売却するというような形がございます。  URの住宅について、これはそれを拠点化して、福祉の施設をつくって、近隣に家族が住んで、高齢化した親がもうすぐそばの施設に入居されるというように、家族がその地域に住まわれるというのを考えていらっしゃいます。長崎市の斜面地のことを考えると、住みかを考えてそういうのをやっていくと、この空き地利用ができるのではないかと思いますので、ぜひ今後の売却を含めて、そのことも踏まえた上で検討をしていただければと思いますが、部長いかがでしょうか。 205 池田建築部長 住宅の余り地といいましょうか、余剰地といいましょうか、それにつきましては、今、委員がおっしゃられたような、まちづくり全体に寄与するような格好で売却先を決めていく必要があろうかと思いますので、その点は庁内でいろいろ協議をしてまいりたいと思っております。  以上です。 206 山本信幸委員 もう1つ、これは前のときにもちょっとお話をさせていただきました。  駐車場等について、既存の市営住宅に行ったときに駐車場がないということで、いつも思うんです。じゃ、あいた駐車場にとめると、また管理者との問題が出て、管理人がいらっしゃればできるけれども、管理人がどこにいらっしゃるかわからないというようなこともございまして、駐車場については非常に難儀しているところでございます。そういうことも、こういうふうに余剰地が十分出てくるわけですから、既存の施設、今の既存の市営住宅についても、当然これは見直していくわけでしょうから、そういうところの中で、駐車場の管理をどうするのか含めて、私は一度検討し直していって、管理方法についてしていったほうが、じゃ、特定の人がそこにずっとおるとか、平等性の問題もございますし、また、コインパーキングにしたら、それが採算性があわないとかいう話もございましたが、とにかく平等性もいろいろ検討しながら、再度、市営住宅の駐車場問題についても、駐輪場も含めて1つの拠点となるわけですから、さまざまにこれは検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。 207 山口住宅課長 駐車場に関しましては、他都市の事例等ももう少し研究させていただいて、久留米市とかいろいろ、市営住宅の方以外の方への提供とかいうような事例もございますということを聞いておりますので、ちょっと研究をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 208 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時7分=           =再開 午後4時10分= 209 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費のうち、建築部及びこども部所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 210 池田建築部長 第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費のうち、こども部及び建築部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は268ページから271ページでございます。  予算説明書の271ページをお開きいただきたいと思います。  説明欄6.住宅リフォーム緊急支援費の2.子育て住まいづくり支援費補助金2,005万2,000円でございます。新規事業でありますので、昨年度と比較いたしますと皆増となっております。  この事業は、子育て世代とその親世代とが新たに同居、近居するための住宅の改修工事等へ補助しようとするものでございます。  詳細につきましては、課長よりご説明させていただきます。 211 山口住宅課長 第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費の説明欄6.住宅リフォーム緊急支援費の2.子育て住まいづくり支援費補助金2,005万2,000円について説明させていだだきます。  こども部及び建築部提出の委員会資料1ページをお開きください。  1.概要でございますが、子育て家庭が親世代への子育ての相談やアドバイス、急な用事の際の子ども世話など、家庭の支え合いにより子育てに係る負担軽減を図り、子育てしやすい環境をつくるため、三世代同居、近居への支援を行おうとするものでございます。  2.対象は、新たに三世代で同居または近居する世帯で、親世帯と子世帯の定義は記載のとおりでございます。  3.内容でございますが、モデル事業として、県の制度を活用し、新たに三世代同居または近居するための住宅の改修工事等への補助を行うものでございます。  (1)三世代同居への対応としましては、アからエまでの間取りの変更等の工事及びオの中古住宅の取得が補助の対象となる予定でございますす。(2)三世代近居につきましては、中古住宅の取得が補助対象予定で、(3)補助額につきましては、工事費または取得費の5分の1、上限40万円とし、20万円ずつを県と各市町が負担することとなります。  資料2ページをお開きください。  4.経費内訳でございますが、(4)補助金につきましては、上限40万円の50件分、2,000万円を計上しております。  5.財源内訳は、補助金2,000万円の2分の1、1,000万円を県支出金、残りの1,000万円の45%、450万円を国の補助を見込んでおります。  なお、実施時期につきましては、県と調整を行い、できるだけ早い時期に実施できるように努めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 212 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時14分=           =再開 午後4時16分= 213 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第9款消防費第1項消防費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 214 本田土木部長 第9款消防費第1項消防費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は276ページ、277ページをお開きください。  276ページの一番下、第5目水防費でございますが、予算額15万円で、前年度と同額となっております。  内容といたしましては、277ページの説明欄に記載しております1.水防費、1.水防本部設置運営費でございます。
     説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 215 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後4時17分=           =再開 午後4時18分= 216 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 217 本田土木部長 第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は320ページ、321ページでございます。下の表をごらんください。  まず、第1目道路橋りょう河川等災害復旧費の予算額につきましては、過去3年の実績をもとに、6,000万円増額した1億3,000万円となっております。内訳といたしましては、321ページの説明欄に記載しております1.【補助】道路災害復旧費から4.【単独】河川災害復旧費まででございます。  次に、第2目都市計画施設災害復旧費でございますが、予算額1,000万円のうち、土木部所管分につきましては、A3の表の31行目に記載しております500万円で、前年度と同額となっております。  内容といたしましては、321ページの説明欄に記載しております1.【補助】都市下水路災害復旧費でございます。土木部からは以上でございます。 218 吉田都市計画部長 第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費第2目都市計画施設災害復旧費のうち、都市計画部所管のものについてご説明をいたします。  予算説明書320ページ、321ページでございます。A3版の資料、予算一覧は55行目でございます。  第2目都市計画施設災害復旧費のうち、都市計画部所管のものは、予算説明書の321ページの説明欄、2.【補助】公園災害復旧費の500万円を計上いたしております。  説明は以上でございます。 219 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。           =散会 午後4時21分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成28年5月20日  建設水道委員長    向山 宗子 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...